第1話 笑顔と悲しみ
初めましてvazです。
頑張って書きました。ぜひご一読ください。
ここの村の名前は、エグレサッタ村。北にあるとても寒いところだ。
数年前、行われたドイノール戦争の影響により、人々は苦しんでいた。
そんな村の少年、ロサイルとバレンアは、戦争で両親を亡くし、貧しい生活を送っていた。
「ば~ん!」
「なんだバレンア……こんな時にまでマジックやってんのか……」
「当たり前じゃん!マジシャンになって皆に笑顔をあげる!それが夢だからな!」
「のんきでいいなぁ……お前は……」
「……なぁロサイル……」
「ん?どした?」
「来週さ、船復帰してでるじゃん。……その時旅立とうと思ってるんだ」
「……そうか……それがいいよ」
そうして一日を終えた……
あっという間に一週間が過ぎ、バレンアが旅立つ時が来た。
「じゃあな、バレンア。向こうでも元気にやれよ」
「はは、分かってるさ。元気じゃねぇと皆を笑顔にできねぇよ」
「……それもそうだな」
ボォ~~~ン。
「おっ、船来たぞ」
「うん、それじゃあねロサイル」
「あぁ、またな」
そして、船が出港した時大声でバレンアが……
「ロサイルーーー」
「なんだーー?」
「絶対皆を笑顔にするよ!!!子供達やお年寄り、そして……この村も!!」
「……頼むぞーーーー!!」
そうして二人はわかれた……
そしてこの後エグレサッタ村で大事件が起こる……
チラ見でも見てくださった方ありがとうございます。
2月12日訂正。
サブタイトルが漢数字になってました。
すいません。