きっと総理大臣は泣くだろう
なんとなく
ベットの上で日本自体が異世界行ったら
どうなるかなー?
犯罪って犯罪のままかな?
法律ってかわるのかな?とか考えてたら楽しくなって
小説にしてみました。
小説など書いた事ないですが
お手柔らかにお願いします
優しく見舞ってください
「ケータイが繋がらない!!」「衛星放送は何やってんだ!!」
確か
めちゃくちゃ大きな地震があったと思う
その時頭を打って気絶した
気が付いたら大騒ぎになっている
「駅前だよな…?」
間違うはずがない何百回何千回と子供の頃から使っている駅だ
今日も今から会社に行く為に電車に乗る所だったんだから
「やっべ遅刻だっ」
時計を確認すると時刻は9時15分完全に遅刻だ
「お前なんかいつでもクビにできるんだからな!」
「いつになったら仕事できるようになるんだよ!」
「なんだお前まだ居たのか?」
毎日のように言われる嫌味と大嫌いな課長の顔を思い出す
「このまま会社辞めようかな…」
会社は辛かった毎日課長の嫌がらせに
残業代なんて出ないのに当たり前のように残業させるブラック企業
でも他に俺に出来ることなんて無いから
渋々続けてた。
「くそ。。もう全部めちゃくちゃになればいいのに」
そんな事を口に出して改札を通ろうとした時
駅の構内でアナウンスが流れてる事に気がつく
「ただいま全ての列車運行を見送っております。繰り返します」
え?なんで?何があった?
ふと冷静になる。
そういえば気が付いた時周りの人達すごい事言ってなかったか?
「ケータイが繋がらない!!」「衛星放送は何やってんだ!!」
「ケータイが繋がらない!?」
あわててスマホをポケットから取り出し
いつもかけている電話番号に電話する
「ツーツーツー」
本当に繋がらない…
地震の影響でみんなが電話かけてるからなのか?
何度も何度も繰り返し電話をかける
周りの人達も
同じように電話をかけ続けてる人
駅員さんに対して激怒し怒鳴りつけている人
パニックになり泣き出している人
まるで世界の終わりのような顔で駅のホームから遠くを見てる人
冷静になった途端
危機的状況にある事を実感する
手に汗をかいてる
心臓がうるさいくらい鳴ってる
「あれ…?なにこれ…?」
おかしいだろこんなの
俺の地元は海が有名で夏になると観光客や旅行客で賑わう場所だ
特に有名なのが駅のホームから見える真っ青な海
夕陽が沈む時間なんて言葉を失うほど綺麗だ
いつも見てる景色のはずなのに…
「海が…無い…」