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見抜き見抜かれ
「なめられたものですね」
ケイは装備を完全に整えたようだった
「ステージはどうします?そちらが決めて結構です」
ルードは少し悩んだ末に
「都市部のステージでやりたいな、出来るなら現物に近い廃墟で」
ケイは腕時計のようなものに指示を送ると、あたり一面が廃墟になった
「広さはかなり拡張しています。相手を見失えば容易には発見できないですよ。細かい情報はそちらに送りました」
「なるほど…」
「10分後にスタートです。地形の確認も含めての時間なので、そのつもりで。ではスタートです」
ルードは少し慌てた
「いやいや、勝利条件にポイント制を加えるのと、制限時間を付けて欲しいんだけど」
「制限時間は却下です。ただポイント制…では致命傷に10ポイント、重傷5ポイント、その他はAI判断で。15ポイントでいかがですか?」
「現場じゃ重傷でリタイアなんだけどな…いや、まあそれでいい!」
ケイは今度こそという雰囲気だった
「では、今からスタートです」
「お先!」
ダンッ!!!!
ルードは廃墟ビルの2階に飛び上がり、更に足は遠のいていった
ケイは慌てるそぶりはなかった
「ふふ、焦らせようとしても私に効かないことくらい知っているでしょうに。相手は伝説のサバイバー…」
「……少し長い戦いになりそうですね」




