第3話 別れそして出会い
久々振りです。すごく遅くなってしまってすいません。
ずっと忘れてました。
僕とミリーは今白露草を探しに辺境の森を散策している。
「そういつも見つからないよう村に侵入してるのね」
村には門もなければ柵も無い。あるのは水が流れる水路だけ。
「いつもちょうど侵入する時間に村人は働いているから、まぁいつも本を読んでるだけだし許してよ」
まぁ食べ物ちょろまかしてもいるけど
「わざわざ見つからないようにしなくても村の人はとうしてくれるわよ」
「それだとお婆ちゃんが怒るから」
「とんだ毒親族ね、 なんか可哀想そんな人と二人暮らしなんて」
ミリーが涙目になる。
こいつ何回同情するんだ。そんなことをしていると目的地に着いた。
「ほら沢山咲いてるよ、白露草」
「すごい綺麗ね」
白露草は三日月型の白いただの葉っぱ、こんなのがサンタクロースに喜ばれるのかとプレヒトは疑問を抱きながらも10束ほどむしってミリーに渡した。
「ありがとうプレヒト えとそのお礼なんだけど」
ミリーは顔を右左に動かして落ち着かない。僕はその時防寒着から出ている栗毛の髪に目がいった。なんか見覚えのあるんだよなこの髪と見つめていると
「あのっこれから一緒に村に行かない?」
「勿論見つからないように、プレヒトが良ければだけど」
ミリーがとんでもないことを言ってきた。さてどうしたものか僕には2つの選択があるこのまま帰るか村にミリーと一緒にいくかだ。
「どうして一緒にに行くの?」
「そりゃもうお礼をしたいからよほらあれよあのー」
ミリーが防護服ごしにもプルプルしているのがわかった。
「ただ今日私の家はあったかいシチューとか特別なものを食べるからあんたを家に招待してその私の親に事情を説明して、引き取って貰うなんてね」
そういうことか、なら僕は
「ごめんなさい今日はお婆ちゃんに早めに帰ってくるように言われてるから」
ミリーはとても悲しい顔をした気がした。
「そうね」
「ごめんなさい変な提案しちゃって
じぁここでお別れね。でももし辛かったらいつでも村に来て良いんだからね。」
ミリーは村の方に向かっていった。
「いつか村の案内してねーミリー」
僕は大きな声が咄嗟にでてきた。ミリーは後ろ振り返って
「さようなら楽しいお話をありがとうプレヒト」
僕ははシカを抱えながらゆっくりと何回も物思いにふけりながらブレットおばさんの家の方に帰っていった。
それは何回もみた。いつもの道の景色。その足取りは重く。緑の草と沢山の流木に水の流れる川、そして川を越えると、光虫が沢山いる場所を静かに横切る、
「本当にあれでよかったのかなぁ」
「どうされましたご主人様」
さて早くもシカを解体して調理しなきゃ!ん今なんか聞こえたような。僕は光虫の方を見る、今日は色々な事があって疲れてきたみたいだ幻聴が聞こえるなんて
「幻聴ではございませんよご主人様」
光虫がしゃべった!?!?
「そっちではございませんご主人様」
僕は上を見たそこには とても綺麗な水色の髪で顔は絶世の美女の少し幼い少女のような顔立ちの人がい
「いやだがなんか小さくね、そして羽生えてね
そして飛んでね」
いや焦って変な口調になってしまった。