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最果ての魔女 ~魔女となった少年の時を超えた復讐の旅~  作者: くぼってぃー
序章 魔女になった少年
1/27

~プロローグ~

プロローグと1話はグロ表現無いけど、その後少しあるかもだから注意!

「愛している……」


黒い霧の中から女の声がした。


「貴方の全てを愛してる……」


優しい口調の声がした。


「性格も、考え方も、体も、心も、綺麗なところも、醜いところも、愛してる……」


自分を主張するような言い方で、聞こえる声がした。


「貴方の全てが欲しい……」


少し強い口調の声がした。


「奪われるなら、いっそのこと、亡骸(むくろ)を、抱いていたい……」


恐怖を煽るような口調で歩みよるような声がした。


「そうだ……」

「貴方が他人から恐れられ、忌み嫌われる存在であれば……」


今にも人を殺しそうな、狂喜に満ち溢れた声がした。

怖くて、体から大量の冷や汗が出ていた。

自分が何をされる、知らない人……否、人かどうかも分からない存在にどうされるのか、未知への好奇心が、恐怖を上回ることは、無かった。


「…………いつか…………来てね。」


最後に声を聞く頃には、耳が声を拒絶して、内容の半分も覚えていなかった。




~そして、意識は、遠退く夢から現実へ覚醒する。~






2021年11月29日(良い肉の日)より

※投稿は 月曜日 水曜日 金曜日 土日の21時を予定しております

初めまして!くぼってぃーと申す者です。

初投稿がこんな作品になって申し訳ない!

プロローグと1話は、続けて投稿しますが、それ以降は、基本休日に投稿しようと思っています!つたない作品かもしれないけど、イヴァン(主人公)の最後を見届けてやってください!

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