第四章 登場人物紹介 その他の人物
サラサ・バーバ(サラサ・ダ・フロア) LV35
フロアと同じ先祖であるフワフワ族の族長の美しい娘。
弓の扱いに長け、一族でも最強の戦士であり射手。また、時見の力を持つ巫女でもある。
一族の裏切者だと思われていたボンバヘの子孫であるフロアを敵視していたが、ボンバヘが邪竜と戦い敗れ、遠い地に飛ばされてしまった事実を知り、一族の信じていたことが間違いだったと認める。
その後、一族の長に認められたフロアと夫婦になり、彼と共に魔族の大軍と戦った。
オソイ LV?? 推定45
フワフワ族の成人の儀を行う洞窟の主の白い巨大な獣。
洞窟の中の全ての生き物の中で最強であり、魔族ですらその爪と牙で屠る。
かつて成人の儀に挑んだボンバヘと死闘を繰り広げ、お互いを認める仲となる。
その子孫であるフロアと戦い敗れたことで死ぬが、霊体となりフロアの忠実な僕として戦う。
邪神竜ザッハーク LV 推定70
古代から存在する邪神竜。
生贄をフワフワ族に差し出せばお前達を守ってやると言い、周囲の集落をことごとく滅ぼした。
一族で一番最強のボンバヘがフンワリを助けるために弓を引くが、全く相手にされずに返り討ちにあった。
その後報復でフワフワ族を壊滅させる。
古代の神殿に住み、多くのモンスターを従えている。
数百年後、サラサの案内で神殿に到着したユカ達によって神殿に踏み込まれ、死闘の末ユカと仲間達の力で倒された。
ヒロ・ポディション(居場紘子)
国内最大級の商会、ポディション商会の会長。
その実態は転生者である居場紘子。
前の人生から選民思想と歪んだ実力主義を崇拝する女。
今の会社をブラック化させた現社長に憧れて総一郎達の面接を受けるが不採用にされる。
その後恨みを持った人物によって事故死するが異世界に転生。
元来の邪悪な考えとアイデアで公爵派と呼ばれる悪徳貴族達に現在社会の黒い金稼ぎ方法を伝えて荒稼ぎしている。
バスラ伯爵 グリードスライム LV65
強欲で他者を虐げるのが趣味の悪徳貴族。
風光明媚だった土地を巨大なゴミ捨て場にしてしまい、他の悪徳貴族による死体処理や産廃の処理を引き受けることで荒稼ぎしている。
魔将軍アビスの闇のエキスで変貌し、全ての物を喰らい尽くすグリードスライムの姿になってしまい、極大魔法で焼き尽くされた。
邪神テスカトリポカ LV75
古代の邪悪な者達に信仰されていた邪神。
猛毒を持つ蛇の姿と巨大な髑髏の姿になることができる。
死を操るため、自らも倒されても何度でも再生可能。
だがその不死身の力の正体は膨大なMPであり、最終的にはMPを0にされて消滅してしまった。
魔将軍アビス LV85
魔族最強の四天王の紅一点。
可愛らしい少女の姿をしているが、その実は不定形でドロドロのモンスター。
自らのエキスを他者に与えることで僕にする事ができる。
性格は残忍で狡猾で享楽的。
数百年、数千年に渡り人間の国で女性の姿で権力者を篭絡し、いくつもの国を滅ぼして不幸にしてきた。
人間の悪感情、特に憎しみや悲しみを糧として生きている最悪の女。
リゾート男爵
バスラ伯爵の腹違いの兄。
公爵派貴族の策謀に嵌められ、廃嫡されて隠遁生活を送っていた。
ゴーティ伯爵によって男爵に任命され、旧バスラ伯爵領を治めるようになる。
穏やかな人物で趣味は魚釣り。
魔将軍パンデモニウム・邪凱装パンデモニウム LV80
巨体で獣の身体を持つ四本腕の魔族の武人。
卑怯なことを嫌い、正々堂々と戦うことを誇りとする。
人間や魔族といった種族の違いは些細なことと考える器を持っており、保護した人間にも手厚く扱う程。
四本の武器を同時に使いこなし、体力だけなら四天王最強。
数万の魔族の大軍を率いて人間側の連合軍と死闘を繰り広げた。
最終的な戦いの末、持っていた武具に身体を乗っ取られ、邪凱装パンデモニウムになる。
邪凱装パンデモニウムは邪悪な武具に大量の血が付着することで自我を持ち、再生増殖可能になった姿。
倒しても倒しても何度でも再生復活する。
最終的にはユカ達全員の力を駆使し、四つの武具全てを破壊することで倒した。
召使いの少女 カダン
人間達に奴隷にされた一族の娘。
一族を奴隷にしていた人間達をパンデモニウムに倒され、彼の所有物となる。
だが今までの人間扱いされなかった奴隷の境遇より、よほど丁寧に扱ってもらえたため、彼女の両親や同じ一族全員が救われた。
その後魔将軍アビスのせいで家族や一族全員をアンデッドにされるがそれでもパンデモニウムに忠誠を誓い、最後は崩れ行く牙城の中で彼と最後を共にした。
魔将軍ゲート (ゲート・アポカリプス) LV90
魔将軍四天王最強の男
異界門を開くことのできる一族、アポカリプス一族の末裔。
妹であるエントラを誰よりも大事に思っていた。
そんなエントラが魔法の実験で失敗した時の未曽有の災害を止めるために禁忌である開門を成人前に開いたことで追放されてしまう。
追放後渡り歩いた異世界のことごとくで人間や世界に絶望。
そして帰還後、魔族に姿を変えてアポカリプス一族を滅ぼした。
魔族と人間の決戦の中、妹であるエントラと戦い、負傷して姿を消した。
バグス LV?
魔族に協力する謎の薄闇色のフードの男。
ゲートと何やら意気投合しているらしい。
総一郎はどうやらその正体に薄々と気付いているらしい。
エリア、エントラもその正体が誰なのかまでは分からずとも、創一郎と同じ世界の転生者であることまでは気付いているようだ。
堀口裕信
総一郎のいた世界で彼の上司だった人物。
伝説のゲーム『ドラゴンズスター』シリーズや『クロノ・クロニクル』『ゼノ・デウス』といったメガヒットゲームを次々と生み出した凄腕のクリエイター。
とても面倒見がよく、頼れるリーダーだったが映画の計画頓挫で副社長の座を追われ、その後どうなったのかは誰も知らない。




