第二章 登場人物紹介 主人公達
ユカ・カーサ
マップチェンジスキルを使い、困っている人達を助ける主人公。
元ゲームクリエイターの転生者で製作者のリーダーだった為、判断力や統率力に自信がある。
戦闘に関しては自身が表に出るよりもサポートで的確かつ確実に敵を倒す司令塔。
悪徳貴族ヘクタール男爵に苦しめられている人達を助ける為、ヘクタールの手下の盗賊団を倒し、男爵領に踏み込み、困っている人の前で救世主の真似事をして助けた事により、本当の救世主と称されるようになった。
女性に結構好意を持たれるが、本人が無頓着なのでそれに気づかない事が多い。
装備 遺跡の剣 ゾルマニウムの鎧 五属性のレジストベルト 銀狼王のマント
エリア
世界でも一人しかいないスキル、『レザレクション』の使い手。
聖なる力で瀕死の人物を助けたり、腐りかけの食べ物を元に戻したりする事のできる能力の持ち主。
無口で普段は自分から動こうとしないが意志は強く、困っている人は見捨てられない性格。
彼女自身には自覚が無いがユカに好意を持っている。
盗賊ボスのアジトや悪徳貴族ヘクタールに殺された人達の救われない魂を全て浄化して天に還す程の魔力を発揮する。
その力は帝国の枢機卿を遥かに上回り数キロ四方の浄化すら可能な女神にも匹敵する力を持つ聖女。
装備 防魔のローブ(バッドステータス完全無効)
ホーム・フォッシーナ・レジデンス
ゴーティ・レジデンス伯爵の息子で見習い騎士。
ユカに依頼する形で仲間になった。
双子の妹とそっくりな金髪碧眼の美少年。
礼儀正しく困っている人を見捨てられない性格。
若いながらもカリスマを持ち、年上相手にも物怖じをしない性格。
先祖伝来の家宝の剣で戦っていたが盗賊ボスのアジト戦で破損、その後はアジトの持っていた魂喰らいを浄化した聖剣、魂の救済者を愛剣として戦う。
最初は頼りない部分もあったがユカ達と共に旅をする中でどんどんレベルアップし、巨大骨人形の核を砕く活躍ぶりを見せた。
装備 魂の救済者 ゾルマニウムの鎧
ルーム・フォッシーナ・レジデンス
ゴーティ・レジデンス伯爵の娘でホームとは双子。
少し自信過剰な部分はあるが、やはり困っている人を見捨てられない正義感の強い性格。
自信を失うと途端に打たれ弱くなるが魔力に関しては若いながら天才的なセンスを持つ。
実はユカに好意を持っているので他の女性と何かがあると嫉妬してしまう。
炎、雷、水、風、光の全ての魔法を使い、その能力は一人前の冒険者ともいえる。
中でも炎と雷の魔法が得意で得意魔法はファイヤーウォールとサンダーブレーク。
死闘の中で自身の限界を超えた最強魔法イラプシオンコルムナを習得し、お化けカズラの球根や屍肉ゴーレムを全焼させる程の活躍を見せた。
装備 魔獣使いの杖 ゾルマニウムサークレット(魔力集中効果)
マイル・ディスタンス
植物使いの獣人で元商人の悪役令嬢。
昔は人種を馬鹿にされた事に反感を持ったいじめっ子だったが改心して家業を継ぎ、一流商人になる勉強をしていた。
だが麻薬売買をしていた番頭を咎めた事で逆恨みされ、いじめていた相手の親のポディション商会にディスタンス商会は乗っ取られ、家族も財産もすべて失った。
その後は賞金稼ぎをして暮らしていたが遺跡の剣と盗賊の賞金目当てにユカに攻撃を仕掛けて返り討ちに遭う。
その後はユカの仲間になり商人のスキルを活かして色々と手伝ってくれる大人のお姉さん。
スタイルはとても良く、エリアやルームが嫉妬する程。
装備 ゾルマニウム製のソロバン二対
モジャ・モジャ・モッサール・ダ・フロア
アフロ頭の動物使いの元盗賊。
動物使いのモッサール族の最後の生き残りで、モジャとは族長を意味する。
つまりモジャ・モジャとは、『族長の中の族長』という意味である。
なお、普段はアフロ頭に隠れて見えないが彼も獣人の一族である。
自身の縄張りである森で、温泉を楽しんでいたユカ達から物を盗んだが追いかけられた。
その後仲間の子猿が魔素でゴブリンになりかけていたのをエリアに助けられた恩を返す為に仲間になる。
冒険者としては一人で生きてきたのでサバイビリティが高く頼れる兄貴分である
装備 ゾルマニウムの鞭
銀狼シート 白狼シーツ
森の守護神と呼ばれる聖狼族の末裔。
魔獣使いのドークツに操られた、銀狼王ロボとその妻ブランカの忘れ形見。
まだ幼いながらもユカ達の頼れる仲間であり、いつも二匹で行動する。
ユカをお父さん、エリアをお母さんだと慕っていて普段は戦う力を持たないエリアを守る為に戦っている。
人語は話せないがフロアやユカ達とは意思疎通が可能。
装備 ゾルマニウムの爪