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 旅を続ける上で、旅費含めた生活費を稼がないといけないため、ギルドを通じた仕事を請負ってその報酬を得ていくことで旅を続けられる。ギルドにもいろんな種類があるが冒険者用となると小さな村や大きな町まで設置されてることが多いとのこと、通過もほぼ統一されており報酬もギルドを通じて支給される。地域によって依頼内容は様々とのことだった。近くに遺跡、高価ではないにしろ需要があるモンスターの素材、周辺区域の調査については主に治安維持を目的にしたもの、などあった。


 ランクが低い私は単独で仕事を受けれるわけでもなく、最初は何人かパーティを組んで一緒に行うのが低ランクとしてのスタートだそうだ。

 低ランクは、パーティとしての連携や対人関係など冒険者としての必須であるため必ず低ランクは複数人数での受領となっているらしい。


 今の自分は自衛する武器もそもそも持っていないこととそれを買うための余分の資金を持ち合わせているわけでもないので、まずは比較的安全な依頼を受けることにした。 近くに遺跡があり、それの調査依頼があったのだ、二人は以前調査していたのだが特に道のりも厳しくなく、壁と反対方向でもう結構調査されている。


 調査済みといえど、まだ誰も反応がない為、未調査者であれば調査代が出る。そのため、一度恵那と乃陰が行ったが眠兎はまだ訪れていないため調査代が出るのだった。

 調査代については、全額眠兎のものにするが何か反応があり、何かしたらの報告出来る成果があり追加代金が支給された場合は山分けという事になった。


乃陰「まあ、再調査になるな…こういった調査は、以前いなかったメンバーが居たりとか人数が違ったりとかで遺跡が反応するケースも確認されてるしな」


恵那「今回は、咲真さんがいることで反応を示すかどうかの調査になるんだ」

眠兎「つまり、なんか反応があったら私の手柄ってことね!」


乃陰「そうなるな、まあ、運要素というか正直遺跡の仕組みが謎過ぎんだよな…」

恵那「今から行けば、日帰りで戻ってくれるし、準備して行こう」


乃陰「壁の側じゃないから比較的安全だし、何か無い限り夕方には帰ってこれるしな」


 そして、私達はその遺跡を目指すことになった。片道で大体3時間半くらいだったのは言うまでもなく、自分にとってかなりハードだった。途中、何度か休憩を入れつつ、雑談しながら向かった。


 道中でモンスターなどが出没したが、二人が手際よく倒していった。このあたりのモンスターは小型種が多く、群れで行動するタイプが多いため、3人で行動していても襲われやすいらしい。


 とはいえ、二人は慣れた感じで撃退していた。


 私はというと、二人に囲まれた状態でおどおどとしていた。特に格闘能力があるわけではないので、襲われないように静かにしていた。その時、気がついたのが自分の周りには膜のようなものがうっすらと戦闘状態に入ると発生することだった。

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