ブロローグ
それは五年生の時のこと...
私達のクラスに席替えがあった次の日。インフルエンザが流行ってて、私の今の班の女子二人とも休み。残り私1人の女。男子3人対女子1人って最悪。でも我慢するしかない。
給食の時、男子三人は受験の話を始めた。三人とも受験するらしい。話聞いてると三人とも相当苦労してるってわかった。実は私も本当は受験したかった。将来いい大学に入るためにいい中学校って重要だって聞くし。私は三人にどこの塾かって聞いてみた。三人とも同じ塾らしい。塾のクラスでもトップの方。塾に入るために一般入試を受けないといけないらしい。私は親と話して塾に入ることにした。入試の結果がいい人は上の方のクラス順になってるけど、私はかなり上の方になった。
それから私は同じ班の男子三人となった。勉強の相談やわからないことがあったら遠慮なく話すようになった。
そう言えば自己紹介忘れてた。私は鈴川晴子。今話してた男子三人は植村晴也、上原ひかる、仲原晴翔。
私達四人は一緒に受験し合格した。私は三人と違う中学校だけど同じ塾の同じクラスで毎日会える。私達四人で探偵事務所を開いた。四人の頭文字をとってSUUN探偵事務所。