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プロローグ2?
どうか暖かい目で…
きらびやかな部屋に一人。まだ幼いが流れる銀色の髪を背中まで伸ばし、透き通るような空色の瞳をランランと輝かせたどこか人間離れの美しい姿の幼女である
「ふっふ、フハハハハ」
そんな幼女だが突然笑いだし…
「フハハハハ…うっ!ゲホ、ゲホ」
突然むせた
「ゲホ、ゴッホ、ふぅ~、ふフフ、アハハ…」
苦しそうにゲホゲホむせていた幼女だったが立て直し、またこりずに笑いだす
「…ハハ…やっ…たぜぇー
異世界転生だぁー 。フハハこれから異世界の食べ物食べ尽くしてやるぅー!!」
バカ笑いが終わると幼女は舌足らずな言葉で高らかに宣言した
この少し………イヤ……かなり残念な幼女の名前はエルファルト、生前は森永美空という名前だった
信号無視で、自業自得で死んだ彼女はどうやら転生したようだ。
それも異世界に…
「 待ってろよぉー 未知のご飯達よぉー ふっフハハハ…」
……これはせっかく美しい姿に転生したが食べるこ とだけしか意欲を燃やさない食欲旺盛の残念な女の子の物語である……
次回から主人公エルファルト視線で書きます。