表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
未定  作者: 大倉
魔術に関して
29/36

草々

…大天使がセントラルに大穴を開けた翌日。


『フロントから通達、大天使二体がこちらに向かってるって。』

「…二体の相手は骨が折れるぞ。」

「それで、私達に何か指令は?」

『…大天使はフロントと隊長が何とかするので、セントラル及び魔術局は抜けてくる天使の迎撃。』

「了解」


どうやら、二体の大天使がこちらに向かって来ているようだ。…幸いにも、"大天使"は来ないそうだが。


「…よく大天使を二体も相手取れるな。」

「フロントは精鋭揃いですから。…その分、かなり苛烈な戦場でもありますが。」


そういえば、唯も元々はフロントに居た、らしいし……ウァサゴ言葉への反応が…妙な感じはしたんだが…


「――というか、フロントで天使を抑えられるなら、どうしてこっちに大天使が来るんだ?」

「天使は東から来ますが……問題は()()()という事です。言いたい事、分かりますか?」

「……ああ、なるほど。」

「せめてアウトサイダー全員が魔術師だったら領域から出さないぐらいできたのかもなんだけどね…」




「とりあえず、私は天使にかかりっきりになるから、怜は私の護衛、渚は私の撃ち漏らしの処理を。」

『通達、天使接近中。数700オーバー、増援の可能性大。接敵まで50秒。』

「…それじゃ、後お願い。」


…凜の足元に、青い魔法陣が展開された。


「【稲妻よ走れ、彼方まで】」

「【Fulmen curre, ad ultimum caelum】」


凜の目の前に、垂直に伸びた雷?のような物が出てきた。槍を模しているのだろうか。


「…【雷よ飛べ、果ての果てまで】」

「…【Tonitrus vola, ad fines mundi】」


……これ間に合うか?念のため、【七つの星(ステラ・オリオン)】と刀を構える。


「――怜、」

「…お願いします。僕が出ると邪魔になるので。」

「了解。」


…同時に射出できる数こそ少ないが、集中してれば連射速度はそこそこある。ある程度の迎撃は可能だろう。


「……【切り開け、突き進め。終点は遥か先に】」

「……【Findite, pergete. Terminus est longe ultra】」


天使を次々に撃ち落とす。…一向に数が減らない。この程度で減らないから凜が頑張っているのだから、まあ当たり前だが。


「【葬送】―――【征く稲光、迸槍(エレクト・ソロム)】!」

「【Funus】――」


槍が天使の群れに向かって飛んで行った。…あの大きさじゃ一部しか落とせな……槍の周囲にいた天使も落ちてる?…ああ、【雷鎖(エレイト)】と同じ様な感じか。


「…通達、フロント上空を魔術通過。逃げるなり使うなり……」


そう言って、凜は気絶した。…さて、私も仕事をしようか。




かなり広範囲に攻撃ができるといっても、その範囲外にいる天使には攻撃が届いていない。…連鎖はしないのか。


まあ、逃れた天使の処理は私の仕事だ。剣を飛ばしつつ、接近して叩き落す。天使は落下しながら、ひび割れ、消えていく。…幸いにも、私が捌ける程度の数しか残っていなかった。凜のお陰だな。












――ガァァァァンッ!!!?!?!?!


びっくりした……落雷…か?


『報告、大天使撃破。繰り返す、大天使撃破。』


……ここらの天使も狩り終えたし、戻るか。




「凜、大丈夫か?」

「大丈夫、動けはしないけど。…あそうだ、急で悪いんだけどフロント行ける?」

「……構わないが、大天使は引いたはずじゃ?」

「まだ一体残ってるの。さっきの報告、二体ともとは言ってなかったでしょ?…私は無理だけど、怜は動けるから連れてって。」

「了解。」







「それで、残っている大天使はどんな奴なんだ?」

「今来ている情報だと、近寄れない領域を生成しているとの事です。…一応、初見の大天使でもないので情報は出回っています。恐らく、現在は第二形態かと。」

「その領域の詳細は?」

「天使などが放つ光を細かにして、自身の周りに漂わせている…という感じだそうです。」

「…とりあえず行くか。――【星は先へ(アストラルレイ)】」

フロント:万里の長城的な

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ