レベルドレインはあんまりだぁああああ!
地の文入れるとR18になってしまうのと〇ンポと書きやすさを重視していれません、え、ただの手抜k(殴
「あははっ♡ざ~こ♡ざ~こ♡サキュバスに物理攻撃なんて効くわけないじゃん♡」
「うわあああああ! お願いだ~! これ以上はもうやめてくれぇ~」
「あ、おに~さん、またイっちゃう? イっちゃったらまたレベルドレインしちゃうよ~~?」
「あぅうううううう!!!」
「あ~あ、ご馳走様っ♡ おに~さん、えっち弱すぎで童貞クンみたい♡ もうちょっと我慢してくれないと~あ~しも全然楽しめないじゃんね♡」
「うぅ……酷い……ひど過ぎる…苦節28年、生まれて初めてのえっちがダンジョン深層でサキュバスのレベルドレインだなんて……あんまりだ……」
「あはっ♡おに~さんてば本当に童貞クンだったんだ~♡ うれし~な~♡ ねぇねぇ知ってる~? サキュバスとえっちしちゃった人って人間相手じゃもう二度と立たなくなっちゃうんだよ~? これでもう人間失格♡ううん、オスとして失格だね♡」
「そ、そんな……あ、あぅぅ1」
「はぁ~い、おに~さんまだレ・ベ・ル残ってるよね~? あ~しがもう一回シコシコしてあげるね~♡」
「や、やめっ、あ、あ、あぁ!」
「あははっ、おに~さん力よわすぎっ♡ こんな小さなあ~しに抑えつけられちゃっても身動きすら出来てないじゃん♡ はずかし~♡」
「だってもう、レベルが……9しか……残って…あっうわぁあああああっ」
「はい、ご馳走様♡ またレベル下がっちゃったね♡」
「お願い……します……なんでもしますから、ダンジョンで拾ったアイテムや装備だってぜんぶあげます。だからこれ以上レベルを吸わないで下さい」
「何でもするんだ~? じゃ~レベル1になるまでレベルドレインしてあげちゃうね♡」
「うわわぁああああ! そんなぁあああああ!」
――――……
「はぁ……ここまで潜ってこれるようなお客さんっておに~さんが久々だったからちょっとやりすぎちゃったかな……。28歳って言ってたし……レベル1まで下がっちゃったらもう引退しちゃうしかないよね……。ん……?」
「あっ……」
「おに~さんじゃ~ん♡やっほ♡」
「うわああああああ! でたああああああ!」
「だ~め♡ 逃がしませ~ん♡ はい、チャーム♡」
「身体がぁ!」
「うそ~、おに~さんってば一月でもうレベル50まで戻ってる~♡ ねぇねぇ、もしかして、あ~しが恋しくてレベル頑張って上げてくれちゃった感じ? すご~い♡」
「違う……けど……言ったら助けてくれますか?」
「考えてあげる~♡」
「これを……使いました……」
「これって~? 人間が回復するポーションだよね~」
「人間は回復するけどアンデッドには致死ダメージが入るんだ。だから、アンデッドの巣窟である28層辺りまでショートカットと隠密を駆使しながら全く戦わずに階層降りて、そこでアンデッド共にポーションぶっかけて根こそぎ狩り尽くせばある程度はレベルを1から一気に戻せるんですよ。具体的に言うと28くらいまで」
「ふぅん? 全く戦わず28層まで降りるなんてことが出来るんだ。だからおに~さんってばソロなんだね」
「ほら……ソロの方が隠密はやりやすいし、経験値もドロップアイテムも集約されるから……何より、仲間が未知の敵に遭遇したことで急にパニックになったり、罠を踏んで窮地に陥ったり、混乱や魅了などで同士討ちする方が遙かに恐ろしい。下手するとドロップアイテムをめぐって背中から刺されることだってあるしね……。 レベルは下がってステータスが下がってもお金や装備や知識や経験や技術までは失われるわけではないし。一度戦ってきた相手ならば対処法はそれなりに熟知はしているよ」
「ふぅ~~ん? じゃあ、あ~しの対処法も、熟知、してもらわないとね~♡ あ、ちなみに~あ~しをやっつける方法は~♡ えっちバトルであ~しをイかせることだよ~♡」
「ちょ、や、約束がちがっ、や、やめてください! えっちの経験も知識も技術も無いんですよ! だからっ」
「ちゃ~んと、考えてあげたよ~? えっちレベル1のおに~さんは~、あ~しとこれからいっぱい経験すればいいじゃん♡ はい、全部脱ぎ脱ぎしちゃいましょうね~♡」
「やめ、あっあっあっ~~~~~~」
「えっちよわよわな童貞おに~さんは、これからもあ~しの為にいっぱいレベルを上げてきてね♡」
「うわああああああ、なんでぇぇええええええ!」
冒険者28歳童貞君は種族特効を駆使してダンジョン深層パワーレベリングを駆使できる程度には強キャラなのに、童貞故にサキュバスちゃんには勝てないのであった。
実の所、彼の一番の強さはレベル1まで下がってもそこで心が折れるでもなく、それまでの知識と経験と気合と根性で再起し続ける所にあるのかもしれない……
続くかもしれないし、続かないかもしれない