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こぎつけた


「そうか・・・わかったよ。お頭と話をするのは、諦めよう」





「お力になれず、申し訳ないですね」





「まあ、いいさ、元々死んだ人と話をしようってんだ。


そうそう都合よくはいかねえだろうよ」





「では、まずお仲間の魂を成仏させるとしましょう。では・・・


あなた方が巻き込まれないように、死体をあの木のあたりに集めて下さい」





「そんな必要があんのか?」





「みなさんから離れる必要があります。もし、巻き込まれたら


みなさんが生きてても魂が冥界へ飛んでいくこともありますよ?」





「うえ、勘弁してくれよ。わかったよ、


では手分けして引きずっていくとしよう。


おい、お前らはあっちから順番に引っ張っていってくれ。俺はこっちから始める」





「おいおい、俺らは遠いほうかよ?」





「ん? なんか文句あんのか?」





「ちっ、わかったよ・・・」





盗賊がばらけた。



戦闘開始だ。幸太郎はさっきの剣を拾った。



どうしても最初の一人は不意打ちで殺さないと勝ち目がない。



最後の一人は相打ちでもいい。



幸太郎の芝居でようやくここまで、漕ぎつけた。










(C)雨男 2021/11/08 ALL RIGHTS RESERVED





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