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お頭との交信・・・のふり


「ふむ。死んでないのが残念ですね。


死んでたらいただきたかったところですが・・・。


まあ、今日は魂付きの死体が6体も手に入るのです。


十分です。どんな実験をしましょうかねえ?


おっと、いけないいけない。まずはお頭さんとの交信ですね」





「そうそう。お頭の死体はこっちだ。・・・これだよ」





「強そうですね・・・。よくこんな人を倒せましたね?」





「ああ、人狩りにも恐ろしく強ええやつがいてよ・・・」





「その人はどこに?」





「そっちのやつだな」





「わかりました。では早速、お頭さんとの交信を始めます」





幸太郎はお頭の頭のそばにしゃがむと、ブツブツ唱え始めた。



もちろん『交信』など使うつもりはない。



そんなことをしたらMPが足りなくなってしまう。








幸太郎は驚いたように目を見開くと、ゆっくり首を振った。





「これは・・・。まずいですね。すでに魂は怒りと憎しみと激痛に


支配されつつあります。


こちらの呼びかけに対して怒鳴り声しか返ってきません・・・」





「おいおい、どうにかならないのかよ?」





「うーん、ではお頭の仇の剣をここに・・・そう、


その人の剣を持ってきてください。


すでに仇は討ったと報告してみます」





盗賊の一人が人狩りの剣を持ってきた。










(C)雨男 2021/11/08 ALL RIGHTS RESERVED







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