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異世界徒然行脚 『Isekai Walking~nothing else to do~』  作者: 雨男
ネクロマンサーと城塞都市カーレ
772/1073

番外編 『予告』


※(BGM 『炎のさだめ』)





城塞都市カーレ・・・。



そこは血塗られた城壁の上に歴史を紡ぐ、国境の町。





ここに集う冒険者たちは、昨日と言う名の地獄をくぐり、



今日の糧と明日への通行許可証を血だまりの中に求める。



何も難しい事はない。難しく考える必要などどこにも無い。



剣を抜き、それに自らの命を預け、誰かの命を奪う。



敗者には誰も明日など売ってはくれない。





幸太郎はギルドカードを求め、この町へと吸い寄せられた。



誰かの命を奪うためではない。誰かと明日へ行きたいだけ。





しかし、血の通わない運命は、冷めたまなざしで面白半分に



嵐を巻き起こし、幸太郎を翻弄する。





幸太郎もまた、明日への通行許可証を奪い合う血だまりへと



足を踏み入れた。





異世界よりやってきた生粋の異分子、幸太郎の投げる賽の目は



刻まれていないはずの数字を人々に見せる。





それは誰の描いたシナリオなのか。それを知る者はみな口を閉ざす。








次回、「異世界徒然行脚」





『登録』








・・・『明後日』? 



それを口にする者を、冒険者たちは『夢想家』と呼ぶ。










(C)雨男 2023/11/20 ALL RIGHTS RESERVED






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