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異世界徒然行脚 『Isekai Walking~nothing else to do~』  作者: 雨男
ネクロマンサーとガイコツの森
72/1065

愚痴


「うむ、『きゅう』よ。実はそれに関しては俺も同感だ」





「だよな・・・。これで王国はカイル殿下、エミール殿下を失って、


残ったのは、よりによってコルトの馬鹿だぜ? 


あいつ女しか興味ないじゃないか」





「いやいや、酒にも興味あるぜ?」





「笑えねえよ『ごー』。わかってるだろ? 国王陛下は今回の暗殺で


死ぬほどがっくりするだろう。


・・・早死にするかもしれん。そしたらコルト国王誕生だぜ?」





「ふぅ・・・。溜息が出るな・・・。コルトの馬鹿では


王国の舵取りはできないだろうし、宰相などの権力闘争が勃発するのは


目に見えてる。なにしろ、これでコルトの私生児6人は


『王位継承権』が発生することになるからな」





「馬鹿な王子が娼婦どもに産ませた子供に王位継承権?!


・・・頭いてえ・・・。コルトが王になるだけでも


王国にとって最悪なのに、私生児なんて火種にしかならねえ・・・」





「王妃殿下はそんなにマーガレット様が嫌だったのかねえ・・・」





「さっき見てきたけど、かわいいじゃねえかよ。


俺の趣味じゃないけどよ。とても悪いやつには見えねえ。


エミール殿下が国王になってマーガレット様が王妃になったほうが


王国にとってよっぽど明るい未来が来るだろうに・・・」










(C)雨男 2021/11/07 ALL RIGHTS RESERVED








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