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まあ、お茶でも飲みなさい


「え・・・? て、ことは私はこっちの宇宙で聖人になるってことですか?」





「ううん、全然」





幸太郎はずっこけた。この流れでそれはないだろう、と思ったが・・・



自分が聖人になるところを想像したら、ものすごくキモかったので一気にサメた。





「あんたはネクロマンサーになんのよ」





幸太郎はひっくり返った。おいいい!





「ちょっと、あんたさっきから何ひとんちでドタバタしてんのよ・・・。


落ち着きなさい」





「いやいやいや、ちょっと待って下さいよ!


今までの話の流れはどこいったんですかあああ!」





「まだ途中だってば・・・。いい? まず異世界転生することが


『稀によくある』って話を今したの。それでなぜ、


あんたが選ばれたのかってことだけど・・・」





「その理由は・・・?」ゴクリ





「知らない」





むきゃーーーーーーーーーーーー!!!!





「おちょくってんですか! アステラ様ぁ!!」





「いや、ほんとに知らないんだわ、これが」 まさに女神





アステラはケラケラと笑った。





「まあまあ、ちょっとお茶でも飲んで落ち着きなさいな」





アステラはポットから急須にお湯をそそぐ。



幸太郎の前に出涸らしのお茶が置かれた。



お茶請けはないんですか? アステラ様?










(C)雨男 2021/10/30 ALL RIGHTS RESERVED





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