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異世界徒然行脚 『Isekai Walking~nothing else to do~』  作者: 雨男
ネクロマンサーとガイコツの森
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よっこらせ


「実は私はネクロマンサーのジョブを持っているのです。こちらの


ゾンビ2体は・・・夜の森が怖いのでついてきてもらいました。


昨日の夜はグレイウルフに襲われましたので・・・」





幸太郎は正直に話すべきだと考えた。





「ネクロマンサーの・・・これは珍しいですね。それで我らが見え、


話もできるのですか。得心がゆきました。


ここには狼も熊も来ませんので心配はいりませんよ。


獣は我らを恐れてここには近寄りません」





多分、獣だけではなくカルタスたちを見た人々も



近寄らないのだろうと幸太郎は思った。



カルタスたちは青白くぼんやり光っているので



一般人でも見える人はいるはずだ。





「ではゾンビ二人には帰ってもらいましょう。いつまでも待たせておくのも


かわいそうだ。明かりの魔法を使ってもよろしいですか?」





幸太郎は『陽光』を使った。





「これは・・・なんと温かく、明るい光を放つ魔法・・・。


このような魔法は初めて見ました。なんと珍しい・・・」





「これは太陽魔法の『陽光』です」





「太陽魔法?! 今まで一度も聞いたことがない魔法ですね。


幸太郎様はいったい・・・?」





「先ほども言いましたが、私は太陽神さまに御用を申しつかっております。


この魔法は太陽神さまからの借り物です」





幸太郎とカルタスは近くの岩に腰をおろした。



よっこらせっと。






(C)雨男 2021/11/04 ALL RIGHTS RESERVED





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