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撃ってヨシィ!


「幸太郎君、『復活』はなるべくあてにしないでね? 


一度死ぬことに変わりは無いし、死んでる間は完全に無防備ですから」





「わかりました。命は大事にします・・・。


それにしても、アステラ様・・・」





幸太郎はさっきの小惑星を見た。真っ二つになって漂っている。





「なんなんですか! あの滅茶苦茶な威力は! 


宇宙戦艦とでも戦えっていうんですか?!」





「どう?! 見た?! すごいでしょ!? これがあたしの『神虹』よ!


これに比べたら地上の全ての魔法なんてオモチャ同然よ!!」あひゃひゃひゃ





「凄すぎて使いどころが無いでしょーが!! 


こんなの撃ったら地形が変わりますよ!!」





「・・・いいのよ? オーガスとかリーブラの馬鹿の教会に撃ち込んでも・・・


『見なかった』ことにしとくから・・・」





「よかないですよ! 大量破壊兵器ですよ、こんなの!」





「あとで『成仏』させとけば平気だって・・・ね?」てへ





(だめだ、この女神・・・)しくしく





「さあ、これで伝えることは伝えたかな? じゃ、部屋に戻ろっか」





アステラが指を振ると空間に黒いゲートが開く。



アステラがゲートをくぐろうとすると



ムラサキがためらいがちにアステラに話かけた。





「あ、あの。私、ちょっと幸太郎君に話しておきたいことがありますので・・・


いいですか・・・?」





「!・・・」





アステラはくすっと笑うと許可を出した。





「いい? ご休憩までよ? 宿泊はなしだからね?」





「ち、違います! ・・・もう」





「じゃあ先に戻ってるわよ~」





アステラはゲートに消えた。










(C)雨男 2021/11/03 ALL RIGHTS RESERVED







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