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魔法とスキル 10


「幸太郎君、さすがにそれは無理ですよ。生活魔法みたいなちょっぴりしか魔力を


消費しないものなら、でっちあげのなんちゃって配線で加護に繋げることは


できますが・・・。火や風のような『元素魔法』は系統が違いすぎるから


不可能です。まして死霊術となれば・・・」





「うーん、確かに太陽とは正反対な気がしますね・・・」





チートの夢はあっけなく散った。





(まあいいか。勇者や英雄になるわけでなし。聖者や賢者にもならない。


何人もの美女を引き連れてハーレムを作ることもない。


世間の片隅でひっそり目立たないように成仏させてまわる。


それがアステラ様からの『御用』だから。あとは徒然なるままに、


こっちの地球の観光でもしよう。うん)





「ではアステラ様。幸太郎君に太陽魔法と生活魔法、


そして『神虹』を授けましょう」





ムラサキがちゃぶ台を隅へ寄せた。そして二人が『ぐるっ』と



幸太郎へ顔を向けた。





「へ? ま、まさか・・・」





この展開は?!





(やばい!)





幸太郎はとっさに逃げようとしたが、右足首をムラサキに掴まれた。



すごい力だ。





「まあまあ、落ち着きなさいよ、幸太郎・・・」





アステラがにちゃあと笑った。










(C)雨男 2021/11/03 ALL RIGHTS RESERVED






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