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異世界徒然行脚 『Isekai Walking~nothing else to do~』  作者: 雨男
ネクロマンサーVSエルロー辺境伯 2
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殺す


「諸君らの奮起、奮闘に期待するところ大である! 決行は今夜7時!


みな準備を怠るな! やるぞ! えい、えい、おおおおおぉぉぉ!!!」





カルタス達やゴーストがみな雄たけびを上げた。



『密室』かけといて良かったと幸太郎は思った。





「面白くなってきたわい、ひっひ。では幸太郎、


地図で細かい位置取りの打ち合わせをしておこうか」





「幸太郎、エルロー辺境伯はどうする?」 ジャンジャックが聞いた。





「殺す」





幸太郎は短く答えた。





「ま、そうだよな。生かしておくと、後々厄介だ」





「今まで、さんざん好き勝手にやって、子供たちを殺してきたんだ。


よもや、この期に及んでこの世に未練があるとは言うまい。


・・・言っても聞く耳持たんがな。


モコの村に戦争を仕掛けて、モコたちが反撃してきたら


『死にたくない』なんて、


そんな虫のいい話があるか。絶対逃がさん」





「・・・ご主人様。その役目は、私に・・・」





モコは真剣な目で幸太郎を見つめた。強い決意が宿っている。





「・・・わかった。確かに約束していたな」





幸太郎とギブルスの細かい位置取りの打ち合わせが終わった。



敵の反応を想定して、複数のパターンを作る。



もちろん無駄になるのが望ましい。








あとはジャンジャックとグレゴリオに



合図を送る打ち合わせで準備は終わりだ。










(C)雨男 2021/12/08 ALL RIGHTS RESERVED






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