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異世界徒然行脚 『Isekai Walking~nothing else to do~』  作者: 雨男
ネクロマンサーVSエルロー辺境伯 2
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ロープは何束?


「ん? 幸太郎は奴隷が欲しいのか? わしが手配してもいいぞ?」





「違いますよ・・・。実は奴隷の人たちには申し訳ないのですが、


こっちの都合100%です。囮とかく乱に使おうと思っています。


ブロトは合計で6名と言ってました。


もちろん奴隷には犯罪で奴隷階層に落とされた者も


いるでしょうから、全員ついてくるとは限りませんが・・・」





「ふむ。6名追加で載せるとなると・・・


もう一回り大きい馬車がよかろうて。


では合わせて馬も1頭からロバ2頭に変えておこう。


スピードは出ないが、扱いやすいし、力はあるぞ」





「すいません。無理を言いまして。助かります」





「いいさ、どちらもわしの店で扱っておるわい。


さっそく使用人を使いに出してロバを準備しておこう。


わしは馬車のほうへ行ってくる」








ここからは全員でお互いの予定にそって物資の確認をした。



剣は盗賊から奪ったもの。仮面、たくさんのロープ、



黒いフード付きのコート4着、酒の樽2つ、空の酒の樽6つ、



釣り竿、大きな魚籠、油壷、手押しの荷車、



3本フックの投げアンカー、木製プレート、服や靴・・・など。



シミュレーションしてみたが、どうやらこれで揃っているらしい。






「よし、ではジャンジャックたちはアンカーとカカシを


作って用意してくれ。俺とモコはロープを切って準備しよう」





「ご主人様。ロープはいくつ用意しますか?」





「メイドはできるだけ殺したくない。


警備でも投降する者はいるかもしれないが・・・。


かといって、あまりに生存者が多いと


中には降参したふりをする者もいるだろうし、


50束くらい・・・かなあ」










(C)雨男 2021/12/05 ALL RIGHTS RESERVED






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