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異世界徒然行脚 『Isekai Walking~nothing else to do~』  作者: 雨男
ネクロマンサーVSエルロー辺境伯
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モコのスキル


 幸太郎はモコのスキル欄に『ラピッド・スピード』と『ウルフクライ』が



あることをモコに告げた。





「このスキルはどんな効果なの?」





「ええ? 私にそのスキルがあるのですか? 


し、知りませんでした・・・。


いつのまに使えるようになっていたのでしょう? びっくりしてます」





幸太郎は『ステータスウインドウ』が一般的で無い、



というモコの話を思い出した。



もしかしたら、自分が獲得したスキルに一生気が付かないまま、



生涯を終える人もいるのかもしれない。








「『ラピッド・スピード』は小狼族の固有スキルです。


発動すると自分の走る速さ、敏捷性が大幅に上昇すると聞いてます。


『ウルフクライ』は白狼族の固有スキルです。


お父さんが使っているのを見たことがあります。


相手の動きや魔法がほんの一瞬止まる効果があります」





「すごいスキルだね。モコは両親の固有スキルを


どちらも受け継いだってことか」





「それも初耳です・・・。


両親の種族固有スキルをそのまま受け継いだ、


なんて話は聞いたことがありません・・・」





いや、程度の差はあれども、今までもたまにはあったのだろう。



『ステータスウインドウ』や『鑑定』のように



手軽に確認する手段がなくて



気づかずに終わっただけなのだ。幸太郎はそう考えた。










(C)雨男 2021/11/25 ALL RIGHTS RESERVED







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