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異世界徒然行脚 『Isekai Walking~nothing else to do~』  作者: 雨男
ネクロマンサーVSエルロー辺境伯
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モコのステータス


 幸太郎は一応『霊感』をオンにして、進路上に亡者がいるようなら



成仏させることにした。ルートそのものは絶対に変更しない。



完全にモコに任せる。








馬の背中で幸太郎はステータスを見てみた。



まだ『コール・スケルトン』と『インビジブル』を試していないが、



実験するのは先になりそうだ。








パーティーメンバーのステータスも見れるようだった。



『パーティーメンバー 一覧』



という項目が追加されている。








幸太郎はちょっとためらった後、



モコに『ステータスを見ていいか?』と尋ねた。



モコはあっさりオーケーした。個人情報だから



あんまりじろじろ見ないほうがいいとは思う、



おまけにモコはレディだ。だが、



どうしても確認したいことがいくつかあったのだ。








幸太郎はモコのステータスを見た。モコは18歳。



この世界では16歳で成人とカルタスは言っていた。



やはり、昔の日本のように



死というものが身近なせいなのだろう。








モコの防御力だの、攻撃力だのには興味が無い。



そんなものは装備しているものや、



その日の体調など、いくらでも変動するだろう。見たかったものは



モコのレベルと、HP 、MP、スキルと魔法だった。








モコはレベル28でHPは34、MPは10、



魔法は『装着』と『洗浄』を持っていた。





「この世界の女性は成人までに『装着』と『洗浄』を


覚えるのが当然とされています。


これができないとお嫁にいけないので、母親が必ず仕込みます」





なるほど、昔の裁縫みたいなものか。



幸太郎はこの世界が徐々にわかってきた気がした。








幸太郎が一番知りたかったのはモコのHPである。



これは幸太郎のHPとどうしても比べる必要があった。










(C)雨男 2021/11/25 ALL RIGHTS RESERVED








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