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異世界徒然行脚 『Isekai Walking~nothing else to do~』  作者: 雨男
ネクロマンサーとモコ 2
163/1043

起床


『 ジャジャッ、ジャッジャッラッ、ジャッ! 


ジャアーン、ジャージャ、ジャーンッ!!』





突然高らかに『秘密戦隊ゴレンジャー』のテーマが『時計塔』から流れた。





「しかもアステラ様とムラサキさんの合唱かいっ! だが! 受けて立つ!」





幸太郎はフルコーラス歌った。



『時計塔』の目覚ましメロディーはどうなってんだ。



しかし、次は『あれ』だろうな。



『スリー』番目の目覚まし音だから・・・。








モコはすでに起きていた。



日の出と共に起きるのが習慣になっているという。



確かに時計なんか持ってるほうがこの世界では変なのだ。








昨夜は、獣も何も現れず、いたって静かな夜だった。・・・が。



幸太郎は原因に心当たりがあった。





(ああ・・・これは、あれだ・・・あれ。


近くに大量の『エサ』が出現したから・・・)自主規制








「今の歌は、幸太郎様の世界の歌ですか? なんだか勇気と元気が


わいてくるような歌ですね」





「歌っているのはアステラ様とムラサキさんだよ。あのお二人は


意外な選曲してくるから、びっくりしてる」





「幸太郎様もいい声をしてらっしゃいますね。


村の祭りで歌ったらきっと人気者になりますよ」





そうか・・・この世界にアニソンはないんだったな。



『俺たちのビッグブラザー』や『アニソンの大王』がいたら、



世界がひっくり返るだろう。










(C)雨男 2021/11/24 ALL RIGHTS RESERVED







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