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異世界徒然行脚 『Isekai Walking~nothing else to do~』  作者: 雨男
ネクロマンサーとモコ 2
157/1043

救出計画、明日の夜


「モコ、人狩りたちは直接エルロー辺境伯の所へ子供たちを運び込むと思うか?」





「いえ、人狩りなど貴族には絶対会えません。


必ず奴隷商人の所へ運び込まれたはずです」





「ん・・・。情報を搾り取るには一度、


奴隷商人の所へ立ち寄ったほうがいいな」





幸太郎は現在位置からの、必要時間、必要な情報、



確認しておかなくてはならないことなどをシミュレートしてみた。





「情報が足りなくて不確定な部分は仕方ないとして・・・」





「はい。情報を集めてから、慎重に行動いたしましょう」





「いいや。必要なものが揃えば、明日の夜には子供たちを奪還する」





「えええええ??? あ、明日の夜ですか???」





「そんなクソヤロウの所に子供たちを置いておけるか。


早ければ、早いに越したことはない。


まあ、問題は明日の何時ごろにユタへ到着できるか、だな」





「ここから馬で向かえば、明日の昼までには到着できると思います」





「いや、明日は最初にモコの村へ向かう。


おそらく殺された村人を埋葬しようとする人たちが、


一時的に戻って来てると思う」





「それは・・・たしかに。


私の無事も知らせることができてうれしいです」





「情報と状況次第だが、ユタへの到着は夕方になりそうだな。


救出は明後日の夜と見たほうがいいだろうか・・・? 


モコ、力を貸してくれ。お前の力が絶対に必要だ」










(C)雨男 2021/11/21 ALL RIGHTS RESERVED






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