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異世界徒然行脚 『Isekai Walking~nothing else to do~』  作者: 雨男
ネクロマンサーとモコ 2
156/1045

おおよその地図


「モコ、大雑把な地図をかけるか?」





「ここは大陸の最北端のほうで、南部とかは全然わかりませんが・・・」





「この辺りだけでいい」





モコは石でおおまかな地図を地面に描いた。



なんか、おにぎりの上部みたいな形をしている。





「ふーん・・・。『アルカ大森林』の中を通る


『ピートス川』の河口付近・・・。


これがユタか。最北端が『首都ダブリン』、


『ホーンズ山脈群』がおにぎりの具材あたりだな。


反対側に『ラーテル魔導連邦』・・・。そして、


モコの村がおおよそこの辺りで、


時間から逆算すると、現在位置はこの辺・・・と」








幸太郎は正直なところ、モコがこんなに地図を



しっかり描けるとは思わなかった。



もっと漠然としていると考えていた。



江戸時代の日本人に日本列島など描けはしないだろう。



だが、おそらく真ん中にある『ホーンズ山脈群』のせいで



相対的な位置がわかりやすいせいだと思った。








『ホーンズ山脈群』は日本の南アルプスに似ている。



雪をかぶった山はおそらく2000メートル級かそれ以上だろう。



この世界の人たちでは踏破は不可能に近い。する意味もない。



まあ、日本の『山バカ』たちはよだれを垂らすだろうけど・・・。










(C)雨男 2021/11/21 ALL RIGHTS RESERVED







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