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異世界徒然行脚 『Isekai Walking~nothing else to do~』  作者: 雨男
ネクロマンサーとモコ 2
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首輪を外す方法 2


 首輪は正確に意識を読み取る。何しろ『死んでいる』幸太郎の



意識か、魂が、まだ残っていることまで読み取った。



つまり、首輪は死んでいても・・・



ゴーストの意識でも読み取れることを意味する。








首輪の内側の意識が、モコとゴーストの2つになったら、



首輪はどちらの意識を読み取るのか? 








もし、両方の意識を同時に読み取るのなら、生きているモコと、



自我が無いゴーストの意識の差で正確な判断ができなくなるだろう。








もし、片方ずつ読み取るなら、『死んで自我が無い』ゴーストの



意識を読み取った首輪は『奴隷が死んだ』と判断するだろうし、



その後生きているモコの意識を読んで、



結局正確な判断ができなくなるだろう。








極度に発達した科学は魔法と見分けがつかない。逆もまた、同じ。



極度に発達した魔法は科学と見分けがつかない。








首輪はAIのように魔法でプログラムされている。



だから首輪の内側の意識が2つになれば、壊れるか、



フリーズするかどちらかになると幸太郎は予測した。








フリーズしたら、それはそれでいい。それは手荒なことをしても



首輪は締まらないということを意味する。








どちらにしても、結果は同じ。



『隷属の首輪』は外れる。










(C)雨男 2021/11/19 ALL RIGHTS RESERVED






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