表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界徒然行脚 『Isekai Walking~nothing else to do~』  作者: 雨男
ネクロマンサーとモコ 2
140/1043

干し肉 1


 幸太郎はモコに『隷属の首輪』について聞こうとした。



しかし、この時ひとつ、幸太郎は別の困ったことに直面していた。








実は先ほどから幸太郎は『マジックボックス』から干し肉を取り出し


かじりついていた。・・・のであるが・・・。





(これこれ、これよ! 荒野で干し肉! ワイルドだぜ!)





ところが。硬い。ちぎれない。文字通り歯が立たない。



歯が折れそうな気がした。マジで。








幸太郎はしばらく干し肉と格闘した後・・・あきらめた。



仕方なく、幸太郎は干し肉を捨てようと、振りかぶった。





「え? 捨てちゃうんですか?! もったいないです!」





モコはそう言うと、幸太郎の手から干し肉をひょいとつまんで取り上げた。



そしてモコは幸太郎の食べかけをそのまま食べる。



モコは硬ったい干し肉を『バツン』と嚙み切った。





「・・・え・・・?・・・」





いやいや、なんか絵面がおかしくね? 



幸太郎は文字通り全く歯が立たなかった。



当然だが幸太郎だって男である。



モコは暗かったとはいえ、幸太郎が『少女』と勘違いしていた



小柄な女性だ。今、何が起きた? 










(C)雨男 2021/11/19 ALL RIGHTS RESERVED






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ