表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界徒然行脚 『Isekai Walking~nothing else to do~』  作者: 雨男
ネクロマンサーとモコ 2
133/1043

『冥界門』の代償は?


 幸太郎はコルトの話を聞く前に、ステータス画面を呼び出していた。



幸太郎のまず確認したかったこととは、



『冥界門』を呼ぶ時の代償はなにか? だった。








結果。『何もない』だった。








MPは2減っていた。だが、これはおそらく幸太郎が



カルタスに呼びかけた時に、唱えてはいないが『交信』が



使用されたことを示しているのだろう。



HPも減っていない。体調に変化もない。



もちろん死んだりもしない。








幸太郎はモコの話を聞いたあとに、もう一度ステータスを開いてみた。



もしかしたら、後から何か減るのではないか? と思ったからだ。








しかし、やっぱり何も減っていない。








幸太郎は『冥界門』をうかつに呼ばないほうがいいと思った。



何も代償を要求しないことが不思議でもあったが、一番危険なのは



『誰かに頼る心が増長しそう』なことだった。



生涯、成仏大作戦のために旅から旅で終わるであろう



幸太郎には最も危険な落とし穴に思えた。








モコが横からひょこっとステータスを覗いてきた。





「この黒い四角いものはなんですか?」










(C)雨男 2021/11/16 ALL RIGHTS RESERVED






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ