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異世界徒然行脚 『Isekai Walking~nothing else to do~』  作者: 雨男
ネクロマンサーとモコ 2
128/1043

バルド軍はどこへ?


 さらに、バルド軍はもっと不可解な行動を開始。



『ピートス川』対岸に陣を敷くジャンバ軍をほったらかしにして



南東の『アルカ大森林』へ向かったのだ。



しかも、『商業都市ユタ』に駐留する軍を残さず、完全に無防備。








あまりにも不可解な行動にジャンバ軍は混乱した。





『首都から別の部隊が来るのではないか?』


『周囲に伏兵があるに違いない』


『まさか、ラーテル魔導連邦から支援があるのでは?』





しかし、いくら斥候を放っても空振りばかりだった。








ジャンバ軍は仕方なく『様子見』するとして、軍を半分に分ける。



半分はこのまま『城塞都市カーレ』を拠点として川を防衛。



残り半分はバルド軍と距離をおいて対岸から追跡。



バルド軍が川を渡ることに備えた。








しかし、あろうことかバルド軍はそのまま『アルカ大森林』へ突撃した。



ジャンバ軍は開いた口がふさがらない。








『アルカ大森林』は一番数が多いダークエルフを議長とした、



亜人や獣人の長老たちによる議会制だった。



しかし、本当の森の主はドライアードたちである。








北部のドライアード、中部のドライアード、南部のドライアード。



この3名の協力による、大森林でしか発動できない『樹海魔法』。








もっとも恐ろしい『白紙委任の森』が発動された。










(C)雨男 2021/11/16 ALL RIGHTS RESERVED





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