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異世界徒然行脚 『Isekai Walking~nothing else to do~』  作者: 雨男
ネクロマンサーとモコ 2
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暗殺の後日談


「今の声は、さっきのガイコツさんですか?」





「ああ、そうだよ。彼の名前はカルタス。


バルド王国のエミール殿下の護衛だった騎士だよ」





「では・・・あの『ガイコツの森』の・・・? やはりエミール王子は


暗殺だったのですね?」





あの森はそんな名前で呼ばれているのか。まあ無理もない。



カルタス達は『霊感』をオフにしても見えた。



一般人でも見える人はいたはずだ。



幸太郎は森を腹ペコでさまよって、カルタスたちと会った経緯を話した。








やはり・・・というか、意外というか、



エミール王子暗殺の話は噂として有名だった。



むしろ有名なのは『その後』だとモコは話してくれた。



幸太郎は座ってあれこれと口に突っ込みながら



話を聞いた。もぐもぐ。はい、モコにも。








カルタスの話の後日談をモコが説明してくれた。








エミール王子暗殺の後、国王はすっかりやつれてしまった。



カイル王子とエミール王子を失ったのは、あまりに痛手だった。



しかも、暗殺を企てたのが王妃とコルト王子だと、



すぐに気が付いたらしい。



国王は剣を取ると、自らの手で、



大臣たちが見ている前で王妃を斬り殺した。



さらに国王はコルト王子を殺そうとしたが、



コルト王子は隠し持っていたナイフで



逆に国王を殺してしまったという。








コルト王誕生の瞬間だった。










(C)雨男 2021/11/13 ALL RIGHTS RESERVED







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