表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界徒然行脚 『Isekai Walking~nothing else to do~』  作者: 雨男
ネクロマンサーとモコ 2
125/1043

5名の騎士


「幸太郎様のお役に立てて、光栄です。


どうか、これからも我ら5名の力をお使い下さい。


それと、幸太郎様、我ら5名は幸太郎様の臣下となりました。


敬語はおやめください」





「え? いや、しかし・・・」





「先ほども申し上げましたが、これはエミール殿下のご意向でもあります。


殿下とマーガレット様はすでに、新たな生まれ変わりの修行に入りました。


一方、私の部下4名は騎士として力が発揮できなかった無念に


囚われており、まだ自我が戻っておりません・・・。


幸太郎様、どうかこの4名に騎士としての、


勲ある活躍の機会を与えていただきたいと存じます。


・・・どうか、人助けと思って・・・」





「『騎士』としての・・・。わかりました。いや、わかった、


カルタス。その力、頼りにさせてもらうよ。ただ、君たちは


私の切り札として迂闊には呼ばないことにする。


その代わり君たちを呼んだ時は・・・頼む」





「心得ました。必ずやご期待に応えてご覧にいれます」





「ありがとう。先ほどの戦いも見事だった。また私の力になってほしい」





「恐悦です。いつでもお呼び下さい」





幸太郎は『冥界門』を消した。カルタスの部下4名は主に仕え、



活躍する夢を果たせぬまま死んだことが、



今でも心残りになっているらしい。



幸太郎は『主らしい態度』ってどんなだろうと少し悩んだ。





(彼らの期待に応えて演技しなくては・・・。うーん)










(C)雨男 2021/11/13 ALL RIGHTS RESERVED






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ