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死霊術の内容


 アステラとムラサキは、それぞれのバスルームでシャワーを浴びていた。



しかし、二人とも同じ疑問で頭が一杯だった。





「なぜ『冥界門』が・・・。あれは幸太郎に開けることができるような


代物ではないわ・・・」





「しかも、あの警告メッセージのウインドウは私が作ったものじゃない・・・」





「幸太郎のネクロマンサーとしてのレベルはまだまだ低い・・・」





「いえ、門を呼び出すだけでも、到底人間が到達できるようなものでは・・・」





実はアステラとムラサキは『死霊術については良く知らない』と



幸太郎に嘘をついていた。



幸太郎に死霊術にあんまり深入りしてほしくなかったからだ。








もちろん、アステラもムラサキも死霊術については一通り調べていた。



2人ともそんな無責任な神ではないからである。



調べる理由は単純で、要は『幸太郎が自爆するような魔法が



含まれているかどうか』が心配だったのだ。








その結果。死霊術はある意味『底が浅い』魔法だとわかっていた。



何しろネクロマンサーの魔法は基本的に、死者と話をする『交信』



死霊を冥界へ強制送還する『成仏』、



死霊を物質界へ呼び出す『召喚』・・・。これだけだからだ。








他にも『死体操作』や、リッチや不死の王になるために必要な



『幽体離脱』などがあるが・・・。



はっきり言えばネクロマンサーのジョブになることで



自動的にアンロックされてゆく魔法は



レベル25の『幽体離脱』で最後だった。










(C)雨男 2021/11/12 ALL RIGHTS RESERVED







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