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2人はバスルームへ


「タオルありがと。あたしはこのままちょっとお風呂いってくるわ」





タオルを受け取ったアステラがゲートを開く。



だが、そこで立ち止まった。





「あの警告のウインドウ・・・ムラサキが作ったの?」





「いいえ、あのウインドウは私も知らないものでした・・・」





「そう・・・」





アステラはゲートに消えた。



ムラサキもここで、やっと大きく息をついた。



『冥界門』が開いてから二人ともずっと無言だったのだ。





「アステラ様らしい・・・」





ムラサキはちょっと苦笑した。なにしろ、『冥界門』が閉じたあとも



アステラはずっと無言で緊張していた。



アステラが肩の力を抜いて一息ついたのは



幸太郎が意識を取り戻してからだった。





「なんだかんだ言っても、アステラ様は優しいお方だから・・・」





ムラサキもゲートを開いた。実はムラサキも背中が汗びっしょりに



なっていたのだ。下着が透けて見える。





「私もお風呂に入りましょう。着替えないと」





アステラもムラサキもそれぞれの部屋のバスルームで衣服を脱いだ。



しかし、2人とも浮かない顔をしている。



アステラもムラサキも同じ疑問と考えが



頭の中をグルグルと駆け巡っていた。








「「『冥界門』・・・あれはいったい・・・」」










(C)雨男 2021/11/12 ALL RIGHTS RESERVED







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