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魔術師とモンスター?  作者: 開拓心 広
第1章〜二年前のギルド〜
6/7

第1章(5) 作戦決行3


・・・・翌朝・・・・

〜第1フィールド中間地点セーフゾーン〜

ソラ「よし、準備はいいな?」

みんな「はい・・・・」

ソラ「では、いくぞー!」


ソラの掛け声で始まった、討伐任務二日目、討伐任務初日で起こってしまった出来事によって、討伐メンバー全体の空気が重いまま二日目をスタートすることとなってしまった。しかし、ギルドツーグットの討伐メンバーの周りには続々と敵が近づいてくるのであった・・・


「今のところは……まだ敵はいないみてぇだな………」

とギルドツーグッドの代表ソラがそう言った。


「そう見たいですね……」

とクウが答えた。クウの返事から感じ取れるようにギルド内の空気はまだ重いままだと思われる。


「あの……今日の配置は、昨日と同じでいいんですか?………メンバーも欠けてしまっていて……それに………ウミさんとオガさんが怪我をしてしまっていますし………」

とアイが質問をした。確かにメンバーは、配置はどうなるのか気になってはいたのだが…やはり、メンバーが欠けてしまったという言葉を聞いたら、メンバー内の空気がより一層重くなってしまった。


そんな中、アイがした質問についてギルドの代表のソラが答えた。やはり、こんな状態の中でもしっかり答えることができるのは、流石、代表ってことなんだろう………


「メンバーの配置は、変更するつもりはない…ウミとオガは出来るだけ無理はしないでくれ……」

とソラが答えた。


「はい」

と討伐メンバー全員が返事をした。


その返事をしてからフィールド内を歩き続けて十五分ほどがたったと思われる頃、その瞬間は突如としてきたのだった…………


「あれは……なんだ?………」

とカイが敵の集団の方を指差してこう言った。


カイが指差した方向にはワグナーとリガンド・ワグナーと見られる敵の集団、約四十体が目視で確認することができたのだった………


その敵の集団を見て怯えているメンバーが多く見られてのだが、すぐにソラが指示を出したのだった。


「みんな!配置につけ!、後衛メンバーは少し中衛側によって、隙間をあまり作るな!」

ソラが出した指示には、前日での敗北を受けて、隙間を作らないようにする配置の指示をしていた。


「総員、戦闘態勢へ!」

この指示を受けて前衛メンバーがアタックをしにいった。しかし、そのアタックをしに行ったのはカイとクウペアのみだった。なぜならば、オガが前日の戦闘で怪我をしていたからである。


「お兄ちゃん!行こ!」

とクウが言ってきた。

「そうだな!」

とカイが返事をし、二人はワグナーとリガンド・ワグナーへの集団へと向かって行った。


敵は、時速七十キロぐらいのスピードでこっちに向かってきており、集団の先頭の方にいた敵とカイとクウは、交戦することになった。


「おりゃー!えぃ!」

「くらえぇぇぇぇー!」

二人は、集団の先頭にいた敵から倒していったのだが、数が多く倒しきるとこが出来ずに敵を配置の内部まで入れてしまうという結果になってしまった。


〜配置内部〜

「敵が入ってきたぞー!みんな戦うぞ!」

とソラか中衛、後衛メンバーとアイとオガのペアに向かって指示を出した。


「アイ、俺たちでここはどうにかくい止めるぞ!」

とオガがアイに向かって声をかけた。


「俺たちも手伝います!」

とリクとリキペアがオガに向かって、発言をした。


「あぁ、頼む!」

とオガは、リクとリキに向かって返事をした。


そんなやりとりをしているうちに、敵はすぐ目の前までやってきていたのだった………


「ちっ!もう、こんなところまで来やがったか………行くぞ!アイ!」

オガからの掛け声を聞いたアイは、行動を始めた。その行動をみた、リク、リキペアも後に続いていった。


「うぉぉらー!」

「えぃ!」

「いっけぇぇー!」

「おわりだー!」

四人の戦っている声が響きわたっていた。四人の攻撃するのおかげで配置内部まで入ってきた敵は、大まか倒すことができたのだったが………それでもそう内の何体かは倒すことが出来ず、さらに内部まで入れてしまうという結果になってしまった。


その頃、最前線では…………


「あと、何体ぐらいいる?」

とカイがクウに確認をした。

「約五体ぐらい!」

とクウがカイに返事をし、それを聞いたカイが次の行動に出たのだった。


「俺が魔法を使う!クウは、発動までの時間を稼いでくれ!」

とカイがクウに指示を出した。

「りょうかい〜!」

とクウは返事をした。


それから、三分ほどがたって………


「準備が出来た!クウ!敵から離れろ!」

とカイが言った。

「おっけー!」

とクウがいいながら、敵から離れていった。


敵の周りに仲間がいないことを確認したカイは、魔法攻撃を行うことにした。


「ファイヤー・グレネード」

とカイが唱えた。すると、辺り一面が炎の海へと変わった。


カイがした攻撃により、最前線にいた敵は消滅したのだった。


この頃、配置内部では…………


「タキくん!てってきが!」

と声を震わせながらスグがタキを触りながら言った。


その声を聞いたタキは、マキとユミペアに助けを求めた。なぜ、助けてを求めたかというと、今の状態のスグは実力を発揮できないと思ったからだ。その予感がが的中することになる…………


「わかった!」

とマキ、ユミペアは返事を行った。


そして、その返事を行なってからまもなく戦闘となってしまった。


この戦闘の間、スグが正気を取り戻すことが出来ず、ただ、たちすくしているだけと状態となっていた。その状態のスグに敵が攻撃をしようとしていたことに気づいたタキは…………


「危ない!」

といい、スグを守るために動いたタキはスグを守るという形の状態で敵の攻撃を受けてしまった。そして、正気を取り戻したスグが次の瞬間に見た光景は、血だらけのタキだった。スグは、すぐに応急処置をしようとしたのだったが間に合わず、タキはスグに見守られながらという形で息を引き取った。


その間、マキとユミの活躍のおかげでスグは敵に襲われることはなかった。



オガとアイペアとの共同攻撃が終わったあと、リキとリクは倒すことができなかった敵の元へと向かっていったのだったが……………


敵の数が多かったため、リキとリクはメグとヨーペアの協力を得ることにした。このころの四人はこの後にあんなことが起きるとは思ってもいなかったのである…………


「よし!行くぞー!」

といい、リキが飛び出していった。次の瞬間、リガンド・ワグナーの手に捕まってしまったのである。そして、リガンド・ワグナーは、リキを口の中へといれ、その口でリキの真っ二つにしてしまったのである。リキの上半身は、リガンド・ワグナーに食べられ下半身は地面に落ちた。地面に落ちた下半身からは腸がでていたりして、内臓が丸見えになっていて周りは、すごい血の海になっていた。


その光景をみたヨーは、その場で固まってしまい、動けないでいた。しかし、どうにか逃げようとして体を動かした。そのわずかな動きに反応したリガンド・ワグナーにより、ヨーは、その大きな口により、丸のみにされてしまった。


その状態に気づいたオガが残りの二人を助けることに成功したのだったが、助ける際に前日に負傷していた傷口が開いてしまったのである。傷口が開いてしまってオガはしばらくの間激痛に見舞われた。


「大丈夫ですか?オガさん………その助けていただきありがとうございました。」

とメグがいった。

それを聞いたリクも、感謝の気持ちを述べた。


二人からの感謝の気持ちを受け取ったオガは二人に向かってこう返事をした。

「大丈夫だ。少し痛むぐらいだ。まぁ、気にするな!」


この間、最前線から戻ってから二人によって残りのワグナーと、リガンド・ワグナーは、全て倒された。しかし、本日の戦績は、メンバーを三人失ってしまうという、悲しい結果になってしまった。

けれども、討伐メンバー一同は、悲しい結果になりつつも戻ることはせず、そのまま進んでいき、ボス部屋の前まできたのだったが……………


✳︎今回の戦績

カイ・・・・生存・・・・討伐数 21

クウ・・・・生存・・・・討伐数 21

オガ・・・生存(中傷)・・ 討伐数 3

アイ・・・・生存・・・・討伐数 3

メグ・・・・生存・・・・討伐数 2

ヨー・・・・死亡

リク・・・・生存・・・・討伐数 3

リキ・・・・死亡

スグ・・・・生存・・・・討伐数 2

タキ・・・・死亡

リオ・・・・生存・・・・討伐数 1

ルイ・・・・生存・・・・討伐数 1

シロ・・・・生存・・・・討伐数 1

クロ・・・・生存・・・・討伐数 1

ソラ・・・・生存・・・・討伐数 2

ウミ・・・生存(中傷)・・ 討伐数 2

ワグナー侵食率・・・75%

マキ・・・・生存・・・・討伐数 1

ユミ・・・・生存・・・・討伐数 1

残り15人(内 軽傷1名、特殊状態1名)

✳︎共同で倒したのも各自の討伐数に入ります。なお、死亡した者の討伐数は反映されません。



✳︎累計戦績

カイ・・・・生存・・・・討伐数 46

クウ・・・・生存・・・・討伐数 46

オガ・・・生存(軽傷)・・ 討伐数 15

アイ・・・・生存・・・・討伐数 15

メグ・・・・生存・・・・討伐数 4

ヨー・・・・死亡

リク・・・・生存・・・・討伐数 5

リキ・・・・死亡

スグ・・・・生存・・・・討伐数 4

タキ・・・・死亡

リオ・・・・生存・・・・討伐数 3

ルイ・・・・生存・・・・討伐数 3

シロ・・・・生存・・・・討伐数 3

クロ・・・・生存・・・・討伐数 3

ツミ・・・・行方不明

テト・・・・死亡

ソラ・・・・生存・・・・討伐数 3

ウミ・・・生存(中傷)・・ 討伐数 3

ワグナー侵食率・・・75%

マキ・・・・生存・・・・討伐数 2

ユミ・・・・生存・・・・討伐数 2

残り15人(内 軽傷1名、特殊状態1名)

✳︎共同で倒したのも各自の討伐数に入ります。なお、死亡した者の討伐数は反映されません。



✳︎討伐メンバーの配置について〜改〜

〜ボス部屋の前での配置〜

前衛

カイとクウ オガとアイ

中衛

メグとリク リオとルイ

シロとクロ

後衛

ソラとウミ マキとユミ スグ


✳︎次回について

次話の更新日時は未定です。


✳︎用語について

お兄ちゃん・・・・ソラ

リミットゼロ・・・・・・・・

魔法力、体術技量のリミットを解放することによって最大限の力を使えるようにする支援魔法。

high-powergramme(ハイパワーグラム)・・

魔法力、体力を回復することができる。

ワグナー・・・・・・・

序盤で登場する比較的弱いほうの敵キャラ。

身体は、すごく大きい。

レベルでいうと、30ぐらい。

リガンド・ワグナー・・・・・・・

序盤で登場する敵キャラ。

強さは普通ぐらい。

体は、ワグナーの二倍

レベルでいうと、55ぐらい。

ファイヤー・グレネード・・・・・

火属性の技。

周り一体を炎にすることが出来る。

威力は、かなり強い。

しかし、魔力の消費が激しい。





✳︎キャラクターの発言について

俺・・・・・・・・・・・ソラ

僕・・・・・・・・・・・カイ

自分・・・・・・・・・・オガ

私・・・・・・・・・・・クウ

他にも、出てくるともういますが、今のところは、4人の発言の仕方について紹介しておきます。



✳︎注意

初心者なので、誤字脱字等あると思いますが、そこは目をつむっていただけたら幸いです。変だと思うと思ったり、つまらなかったりするところがあると思いますがよろしくお願いします。



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