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魔術師とモンスター?  作者: 開拓心 広
第1章〜二年前のギルド〜
4/7

第1章 (3)作戦決行1


あの作戦会議の日から、2日がたった今日、ついに作戦決行日になったのだった。

集合場所に集まった、討伐メンバーのみんなは、不安や希望などといった表情が見られた。そんな中でも、作戦決行の時間が迫って来ていた・・・そんな中でのギルド内のかいわである・・・


「作戦開始まで、あと30分だな・・・。」

とカイがそう言った。


その言葉を聞いたカイのペアのクウは、少し緊張し、魔術師になってからの始めての討伐なので、しっかり討伐できるかというような趣の顔が見られる。

しかし、そんな顔とは裏腹にカイと会話をし始めた。


クウ「お兄ちゃん、今回の作戦の要はお兄ちゃん、だけど大丈夫?」

カイ「ああ、大丈夫だ・・・クウも、今回の作戦の一応要だが、大丈夫か?」

クウ「大丈夫だよ!お兄ちゃんと一緒だから!」

と話していると徐々に緊張していたと見られる顔がほぐれてきた。


カイ「だいぶ、顔が良くなってきたな。」

クウ「なによ?いきなり、か、かおって

・・・と、とうばつまえなのに。」

カイ「どうしたんだ?いきなり、顔を赤らめて?」

クウ「おっおにいちゃんのせいでしょ!」

カイ「そ、そうなのか?ん、なら、一応・・・ごめんな?」

クウ「・・・うん」

と、今回の作戦の要となる兄妹ペアでたわいのない会話を楽しんでいた。


同じタイミングから会話をし出していたペアも多く・・・


オガ「うん・・・まぁ・:作戦決行中は、ペアのわけだし、これからもよろしくな?」

オガは、一昨日までの態度とは違い、丸く、穏やかで優しい感じになっており、みんなは、やはりオガは、根は優しいんだなと思った・・・。


アイ「はい、よろしくお願いします!ペアとして恥じないように頑張ります!そこまで、戦闘技術は、うまくないんですけど・・・」

アイは、嬉しそうにでも少し気恥ずかしいそうな感じで返事をしていた。


アイ「オガさん、ペアなわけですし、危険な行動は、ぜっーたいにしないでくださいね!

ペアの人が亡くなってしまうと、ものすごく悲しいので・・・もっもちろん!、メンバー

も亡くなってしまうと悲しいですよ!」

オガ「わかったって、出来る限りは、死なないように頑張るからな・・・」

アイ「ぜっーたいですよ!」

というような会話をオガ、アイペアは、していた。


ソラとウミペアでは・・・


ソラ「これから、作戦決行となるわけだが・・・ウミ、心の準備は出来ているか?」

ウミ「ソラさんと組んだことが、これが初めてでは、ないですし、討伐任務もこれで自分たちは、三回目ですしね・・・」


そう、ソラとウミの会話にある通り、ソラとウミは、これが初めての討伐ではなく、三回目の討伐となる。二人の討伐、最初の任務は、このギルド(ツーグッド)が、出来る一年前になる。


回想〜ギルド、ツーグッドが出来る一年前〜

ソラ「これが、俺たちの最初の討伐任務だな!」

ウミ「そうだね!頑張ろうね!」

そう、この頃から二人は仲が良く、ペアでいることが多かった。しかし、この時の2人は、この討伐任務の難しさや、危険さなどをしっかりと理解してなかったのである。


まだ、魔術師に成り立てで、危険さなどを理解するのが難しかったのだろうが・・・


第1フィールド

ソラ「よし!行こうぜウミ!」

ウミ「うん!」

こう、声を掛け合って第1フィールドへ、最初の一歩を踏み出していったのだった・・・

最初の敵にあったのは、最初の一歩を踏み出してから、3分も経たないうちにだった・・・


ソラ「ウミ!、俺は、右から、回り込む!、ウミは、左を!」

ウミ「了解!」

当時のギルドメンバー「やめろ!危ないぞ!」

ソラ、ウミ「えっっ!」


当時の二人は、その言葉の意味をすぐに理解することが出来なかったのが、つぎの当時のギルドメンバーの声で、その言葉の意味を理解せざるを得なかった・・・


当時のギルドメンバー「うぁぁぁーーー」

「やっ、やめてくれーー」

「いやゃゃゃーーっ」

そう、二人の耳には、当時のギルドメンバーの悲鳴を聞くことになったのだった。


当時のギルドメンバー「おっおまえらは、にっにげろー」

その声を聞いた二人だったが、あまりにの光景に立ち尽くしたままだった・・・

二人が、次に身体を動かしたのは、立ち尽くしてから、1分後だった。幸い、2人はその間

、動いていなかったので、死んでいると敵にみなされたのか攻撃はされなかった。


ソラ「ウミ!、逃げるぞ!」

ウミ「・・・・・・・」

ソラ「はっはやく!」


二人は、逃げ切ることが出来たのだったが、この時、ギルドメンバーの半数以上が亡くなってしまった。二人と同じように生還したメンバーもいたが、この討伐任務でのショックで他のメンバーは、二度と討伐任務をすることがなった。


それから、月日が流れ、もう一度、討伐任務をしたのだったが、この討伐任務でも最初の敵を倒すことが出来ず、このときは、ソラとウミ以外は、生き残ることが出来なかったと言う。


〜現在〜


ソラ「あの悲劇を今回は、起きないようにしないとな・・・」

ウミ「そうですね・・・」


二人は、過去の出来事を思い出して話し合っていた。もちろん、ソラとウミが今回の討伐任務の一年前から、討伐任務を行なっていたことは、誰にも話していない。


マキとユミペアは・・・


マキ「これから、よろしくね!」

ユミ「うん!よろーー!」

マキ「ちょっと、気が抜け過ぎじゃないの?」

ユミ「これぐらいが、いいんだって!」

マキ「それも、そうかもねー!」

などといった、女子ペア同士の会話を楽しんでいた。


メグとヨーペア、リクとリキペア、

ツミとテトペア、リオとルイペア、

スグとタキペア、シロとクロペア、

も同じように挨拶を交わしたあと、楽しくお話しをしていた。

そのような会話を全ペアがしているうちに、作戦決行の10分前となっていた。


ソラ「おーい、みんなー!そろそろ時間だし、確認するぞー!」


みんな「りょうかいー!」


ソラ「では、今から作戦の確認をする、、、がその前に!みんな持ち物は、大丈夫か?」


カイ「大丈夫ですよ!ねーみんな?」


みんな「おっけーですー!」


ソラ「では、本題の確認をしよう!」


「今回の作戦は、主に前衛メンバーの補佐を主として行う、クウとカイでアタックをし、アイは、支援魔法(リミットゼロ、high-powergramme)で支援、オガは、アタック二人の補佐、後衛のみんなには、主に前衛メンバーの回復と支援魔法で相手の注意を引きつけ、それと出来るなら、体力を少しでも削って貰いたい。そして、中衛のみんなには、支援魔法と物理攻撃の両方を手伝ってもらう。」


「作戦は、以上だ!確認するがそれぞれのすることは、わかっているよな?」


前衛「はい!」

中衛「はい!」

後衛「はい!」


ソラ「よし!いい返事だ!、、、そろそろ時間だな、、、みんな準備は、いいか?」

みんな「はい!」

ソラ「よし、では、第1フィールドへ!」


〜第1フィールド〜

ソラ「よし、時間だ!行くぞーみんなー!」

みんな「おっおっっっっっー!」




✳︎今回は、作戦決行前のみんなの会話とソラとウミの過去の話を主に書きました!ソラとウミの過去は、散々だったみたいですね。

次回からは、討伐任務の始まりになります!

よかったら次回も読んでください!それと、中衛メンバーがモブキャラみたいになってしまってごめんなさい!!次回からは、会話にしっかり入れたいと思っています!!

開拓心 広



✳︎討伐メンバーの配置について

前衛

カイとクウ オガとアイ

中衛

メグとヨー リクとリキ

スグとタキ リオとルイ

シロとクロ ツミとテト

後衛

ソラとウミ マキとユミ




✳︎用語について

お兄ちゃん・・・・ソラ

リミットゼロ・・・・・・・・

魔法力、体術技量のリミットを解放することによって最大限の力を使えるようにする支援魔法。

high-powergramme(ハイパワーグラム)・・

魔法力、体力を回復することができる。




✳︎キャラクターの発言について

俺・・・・・・・・・・・ソラ

僕・・・・・・・・・・・カイ

自分・・・・・・・・・・オガ

私・・・・・・・・・・・クウ

他にも、出てくるともういますが、今のところは、4人の発言の仕方について紹介しておきます。

✳︎前回から2人の発言の仕方について増えました!オガとクウの口癖を足して見ました!まだまだ口癖を増やしていく予定なのでよろしくお願いします!!



✳︎注意

初心者なので、誤字脱字等あると思いますが、そこは目をつむっていただけたら幸いです。変だと思うと思ったり、つまらなかったりするところがあると思いますがよろしくお願いします。

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