第1章 (2)作戦会議
翌日の東軍ギルド内のラウンジでの出来事だ………
討伐メンバーで攻略への作戦会議を行なっていて、それも朝早い時間からとなっていた。
そこで、ギルドツーグッドの代表が作戦会議の進行をする。
「えー、これから作戦会議を行う!!」
そう、ソラが切り出した。
この発言があった後、しばらく沈黙が続いたのだが、次の瞬間発言をした人が出た!
みんな、作戦について考えていたのか発言をする人が出なかったのだと思う。
最初に発言をしたのは、アイだった!
(アイは、オガとコンビを組んでいる。)
「作戦って具体的にはどんな感じでしていくんですか?」
アイはそう質問した。
ソラは、こう答えた。
「俺としてはな、前衛にはカイとクウと俺とウミを出して後衛には、アイとオガとマキとユミを置きたいと思っている!ほかは悪いけど中衛に回ってくれないか?」
「アイは、支援魔法が得意だったよな?」
これを聞いたアイは、「はい」と返事をした。
しかし!
これを聞いたオガが反対意見を出した。
「自分は、近接系なんで、前衛がいいんですけど、アイも前衛から支援できますし」
代表の意見は………
「俺も最初は、お前たちのコンビを前にしようと思ったのたがな、カイがいるから前衛は、オガがいなくてもいいんじゃないかなと思ったんだ、それになにかあった時にオガに対応してもらうことが出来るだろ?」
これを聞いたオガは………
「確かに!そうですが、自分は前衛がしたいです!やらせてください」
と一向に引こうとはしなかった。
これを聞いた代表は…
「わかった、俺としては、後衛にいてほしいかったが、本人の強い希望だからな………
アイは、それでもいいか?」
とソラは、アイに問いかける。
すると、アイはこう答えた。
「あまり、自信がないんですけど………出来るだけ頑張ってみます!!」
アイは、こうやる気満ちた声で答えた。
この発言を聞いた代表は、こう発言した。
「では、アイもこう言っていることだし、前衛は、カイとクウのコンビとオガとアイのコンビで、後衛は、俺とウミのコンビとマキとユミのコンビでその他は、中衛ってことでいいか?」
と代表が確認すると………
みんなは「はい」と答えた
すると、代表は、こう言った。
「では、基本的なメンバー配置は、こんな感じにして、次は、どのように攻略していくかだが………なんか案はないか?」
というと、ここで、オガが発言した。
「自分が囮になります!」
こうオガが発言したのだった!
これを聞いた討伐メンバーのオガ以外の全員は、凄く驚いたのだった。
ここで、代表が口を開いたのだった。
「なぜ?そんなことを言うのかな?悪いけどその案は、代表として許可するわけには行けないね。」
そう、代表が答えるとオガは、こう言った。
「では、他に案はあるんですか!!」
「他に案があるんでしたら行ってみてくださいよ!ないんでしょ?ねぇ、ない「それをいまから考えるんだろ!!」....」
オガが興奮しながら発言しているところに僕は、尽かさず口を割って怒った。
「なんで、お前はそんな悲観的なことしか行動を取ることが出来ないのか!ここにいるメンバーで協力していこうとは思わないのか!」
僕は、こうオガに怒り、そして確認も同時にした。
するとオガは………
「わかりました。確かに気が動転していたのかも知れません。」
(本当にそうなのか?なにか裏があるのでは?)
オガが謝ったとき、僕は、違和感を感じた。
何だかんだで討伐メンバー内がギクシャクしている時にクウが案を出した!
「私たち前衛は、私とお兄ちゃんでアタックするから、アイは、支援魔法(リミットゼロ、high-powergramme)で支援をお願いしてオガは、私とお兄ちゃんの補佐をお願いする形で前衛はどう?」
(クウは、いい案を出してきたな)
とそう僕は思った。
「俺もこの意見でいいと思うんだが………みんなは、どうかな?」
「はい、いいと思います!」
とリクが言った。
でも、それと同時にリオが中衛と後衛の作戦について促した。
「はい、わたくしも前衛はそれでいいと思うんですけど、中衛、後衛はどうしますか?」
他のみんなもリオと同じ意見みたいで、
「どうする?」
「オラの魔法使うか?」
「基本的には前衛の補佐でいいんだよな?」
などと言った声が響き渡っていた。
その際に僕は、中衛と後衛の行動案を出してみた。
「前衛は、さっきクウが出した案の通りに動こうと思う!だから、後衛のみんなには、主に前衛メンバーの回復と支援魔法で相手の注意を引きつけ、なおかつ体力を少しでも削って貰いたい。そして、中衛のみんなには、支援魔法と物理攻撃を手伝ってもらいたいんだが、こんな感じの作戦はどうかな?」
と作戦について発言すると………
中衛メンバー
「はい、それでいいです!頑張ってみます!」
後衛メンバー
「はい、わかりました。」
と両メンバーから賛成する発言をもらえた。
とここでギルドの代表が発言した。
「では、みんなからの賛成をもらったことだし、作戦の案は、クウとカイので行こう!」
「はい!!」
とみんなが答えた。
その返事を、聞いたギルドの代表は、今回の作戦についての確認をした。
「では、今回の作戦は、主に前衛メンバーの補佐を主として行うというとこでいいな?」
「はい」
「では、前衛メンバー頼んだぞ!」
前衛メンバー
「はい」
「で、作戦の決行なんだが、俺は、明日にしようと思っていたんだが、今日は、もう午後5時だし、相当きつい戦いになると思うから、1日、インターバルを置いて明後日からにしょうと思うがいいか?」
一同
「はい、わかりました!」
「うん、いい返事をありがとう!では、作戦は、明後日、決行だ!みんな明日は、羽を伸ばしておけ!では、解散!」
一同、「はい!」
そうして、解散したのち、みんなで「明後日は、よろしくお願いします!」という声を交わしていた。
✳︎討伐メンバーの配置について
前衛
カイとクウ オガとアイ
中衛
メグとヨー リクとリキ
スグとタキ リオとルイ
シロとクロ ツミとテト
後衛
ソラとウミ マキとユミ
✳︎用語について
お兄ちゃん・・・・ソラ
リミットゼロ・・・・・・・・
魔法力、体術技量のリミットを解放することによって最大限の力を使えるようにする支援魔法。
high-powergramme・・
魔法力、体力を回復することができる。
✳︎キャラクターの発言について
俺・・・・・・・・・・・ソラ
僕・・・・・・・・・・・カイ
自分・・・・・・・・・・オガ
私・・・・・・・・・・・クウ
他にも、出てくるともういますが、今のところは、4人の発言の仕方について紹介しておきます。
✳︎前回から2人の発言の仕方について増えました!オガとクウの口癖を足して見ました!まだまだ口癖を増やしていく予定なのでよろしくお願いします!!
✳︎注意
初心者なので、誤字脱字等あると思いますが、そこは目をつむっていただけたら幸いです。変だと思うと思ったり、つまらなかったりするところがあると思いますがよろしくお願いします。