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詩全集

わだかまり

作者: 那須茄子

もう、そろそろ終わり時を迎えた

今日一日

あの人をふと思い出す


笑っていたことの方が 

多かった一日だったと思う

あの人も同じ風に想っててくれているかな?

そうだといいな


過ぎる時間に

刻一刻と呑み込まれて

その中で 

もう一度だけ会いたい気持ちが

終わりかけた今日一日の最期にまた

強く溢れて

ドキドキが鳴り止まなくなる



一人時間は悲しいほど長くて

あの人と隣にいる時間は悲しいほど短くて

優柔不断な私は

小さいものが

指の隙間をすり抜けたような

錯覚に脅されるの


もっと言葉に

もっと仕草に

出していきたい

はっきり伝えきれていない「好き」を



あの人をふと思い出す度に


後ろ髪を引くような

わだかまりを感じてる


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