猫獣人
ダンジョンの罠に嵌った俺たちは出た先で猫型の人物と対面した。
「なんにゃ?!お前らどっから入ったにゃ?!」
「にゃって…まさか猫獣人??」
「にゃにおう!?貴様獣人というのは我らを卑下する言葉にゃ!我々こそヒューマン人種よりも高位の種族だにゃ!」
「そーなの?」
「にゃめておって!にゃをにゃのれ!」
「あー俺の名は…」
「っと危ないにゃ。人に聞くときはまず自分からと言われたの忘れてたにゃ。すまんにゃ。
ごほんにゃ。私は、ニャニャトーニャ王国に仕える近衛騎士ニャニャトーニャ・ニャニャミンにゃ!」
「はっ?」
「ふふっ!驚きで声も出ないようだにゃ…お前らの…」
ドンドンドンッ!!突然目の前の扉から叩く音がする。
「おいっ!ニャーニャーうるせんだよ!このボケナス!ちったぁ静かにしろさい!」
「にゃっ??すまにゃいにゃ許してほしいにゃ…」
「んったくよ〜使えねーやつ配属されても仕方ねーんだがなさい…まぁ土下座して近衛騎士にしてくれと言うから来てびっくりよえーよえーっ!なんで生きてるのかわからねーわなさい!あははははっ!」
と扉の先の男はこの子を弄る。よく見ると猫獣人は顔を下げ涙を堪えている。
「あーもう…」と扉を開け放つとそこにはサイの獣人がいた。
「おっ?なんだおめぇは?あいつが連れ込んだのか?大人しくしろさい!」と飛び込んできたのでサッと横にずれ首に一撃を食らわす。
ふぎゅ〜っ…と言って転げるサイの獣人だが周りに他の人はいなかった。
部屋に戻り猫獣人を見ると唖然とした顔でこちらを見てきた。
「にゃにゃ…お前強いんだにゃ…なんであいつをにゃ?」
「いや、虐めていたみたいで気になったからさ…」
「にゃにゃ…お、お前…そんなこと…お前が危なくにゃるにゃにゃいか?」
「お前じゃない、俺はタケル!こっちはアヤ!」
「よろしくね!タケルかっこいいじゃん!」
「そうかぁ〜!」
と話してるときにチラッと顔を見ると猫獣人は涙が溢れていた。
「さて、ここは一体どこなんだ?」
「どういうことにゃ?」
「俺らダンジョンから転移してきたからどこなのかわからないんだ。ここは…ニャニャトーニャ?って国なのか?」
「違うにゃ!ニャニャトーニャにゃ」
「だからニャニャトーニャ?」
「違うにゃ、わからにゃいやつだにゃ。ニャニャトーニャにゃ」
「一緒じゃない?」
「私もニャニャトーニャに聞こえるけど…」
「やっぱり言語が違うからだにゃ。そんなことより逃げにゃいと…」
「逃してくれんのか?!」
「あいつにはこき使われてたにゃ。だからスカッとしたにゃ。だからいいにゃ見にゃかったことにするので逃げるにゃ」
「ありがとう!えーっと・・・ニャニャミン」
「違うにゃ、ニャニャミンにゃ」
わからん…。翻訳魔術が効かないのかな?
「とりあえず、アヤ、行くぞ!」
「うん!」
そうして俺らは転移したニャニャトーニャ王国という国からバーゲンブルグまでの距離を帰る旅を始めることになったのだった。
「その扉を出たらにゃ、にゃにゃめ左に曲がり階段を降りると出口にゃ。出る分には出れるはずにゃ」
「わかったありがとう〜!そう伝え扉を出た!
「んっ誰だお前は?」「あっ倒れてる!」「「「曲者曲者ーーーーっ!」」」
ワァーワァー!
ここは動物園かいと突っ込みたくなるほどの動物たちに囲まれて捕縛され牢に閉じ込められるのだった…
ライオンキングになるかと思ったよ。




