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異世界はバーゲンブルグから・・・  作者: J.Plum
第二章
68/113

初級ダンジョン

 翌朝またもよく眠れなかった俺は朝食を食べながら寝るという赤ちゃんのようなことをやらかし慌てたが、無事準備を終え集合場所に着くことになった。


「申し訳ない、少し遅れた…」

「ああ…」

「ブライアンもごめんなさい、ブラ…」だれこれ?顔こんなに大きかった?なんかボッコボコなんだけど…


「あぁ、タケル、昨日は初ダンジョンお疲れ様な。今日は初級クリアして魔石を持って帰るのが目標というか持ち帰らないと俺殺されることになるから頑張ろうぜ?」なんですかその話??


 ダンジョンに向かう道すがら話を聞くと、昨日はあの後いつも飲みに行ってる女の子のいるお店に行き飲んでたらその店にヒナが乗り込んできた。

 目が合うなりビンタの連続で何を言ってもビンタ、あの、と言えばビンタという聞くに恐ろしい事態に発展、当の女の子は早々に走って逃げ首根っこ掴まれ引き摺られ城に着いたら拷問部屋へ。

 その後寝る間も惜しんでビンタの嵐、死が近づくも回復薬で治されと繰り返し計8時間程ビンタした後はデレがきたとのこと。

 お前のために魔石取ってくると言ったら許してくれたので取ってこないといけない。

 ちなみに今は寝てるとのこと。


 デレまでなげーーーっ!

 友達でそゆ子と付き合ってる子いたけど8時間はヤバいな…この顔で抱き合ってるシーン思い浮かべると笑けてくるけど我慢我慢…

「よく付き合えますねそうゆう子と…」

「まぁな、ちょい長かったけどそのあとのデレ後が最高でよ〜組み敷いて…」


 こいつ壊れてるわ…まじダンジョン終わったら縁切ろう。


 と言ってたらダンジョンに到着する。

「さて、昨日は5階層まで行ったからそこまではノンストップで行くぞ」と動き出した。

 一度通ったからといって油断してはならない。ダンジョンの鉄則だ。

 何があるかわからないので周囲の警戒をしつつ階下に向かう。そしてなんのトラブルもなく5階に到着した。


「ふう、良かったな、何もなくて!」途中戦闘ではビビの新武器やごんぞうの大盾を使用して感覚を確かめたりしたがなんの問題もなかった。


 そうして休憩に入ることにした。火を起こしお茶を沸かす。

 ふとビビをみると膝の上に切り傷を見つけた。

「ビビこれ?」

「さっき岩が尖っていたの気付かず切ってしまったです。このくらい大丈夫です」

 そんな女の子なんだからと言い回復薬を塗り込む。「よし、あっあとこれ」と朝にポケットにしまっておいた回復小の指環を出し渡すとビビは「ここでですか?」と言うので疑問に思っているとシチュエーションとか無いのですか…まったくとプリプリしてて可愛かった。


 6階層からは複数のモンスターが出るようになった。とはいえこっから上のモンスターが複数出るだけなので問題なく討伐することができた。7階、8階と歩を進めると警戒に宝箱の反応があった。

 探ると壁が落ちてきて金の宝箱があった。


 ブライアンを見ると静観している。

 よっぽどこの前のが怖かったんだろう…「ビビ開けて良いぞ」と言うとビビが開ける。


 すると漆黒の短剣が現れた。

「これは…凄いな刃に触れたいだけで切れてしまいそうだ。これはビビが使ってくれ」

「いいです?」

「もちろん」と言うことで段々と武器も揃い9階層を抜けボス部屋前に到着した。


「さて、どんなモンスターが出るんですか?ブライアン!」

「実は俺聞いてないんだよね?」

「いや聞きましょうよそこは!」

「ま、まぁ大丈夫だろきっと!よし行こう」と扉を開けることとなる。


 そうすると目の前には広い空間の中央に人影のようなものが立っている。

 周囲はドス黒い霧がまかれており、ビビの集落を滅ぼしたやつかと思うほどのやつであった。


 突然鳴り響く声、

 ギシャーーーッ!


 構えるとこちらを襲ってきた!

 みると大型の猿の容姿をしており、あれこいつどっかで見たことない?と思った途端背中に張り付くビビが首を掻っ切る。



 ギシャーーーっ!

 ブッシューーーーーッ!


 ギ…



 こわっ!一撃なんだけど…

 なに?なにしたの?

「ビビなにしたんか?」

「この剣、毒付与できるみたいです。例のあいつに見えて倒しちゃったです」


 あぁ、怖いわ・・・てかこいつゲリオスって街でアヤ倒したやつだわ。血が吹き出してるので気付いた。


 倒し方は違えどアヤもビビも血が噴き出るのをあっけらかんとしてるのに恐怖を覚えるのだった。


 ボスを倒すとまずは気持ち大きめの魔石と宝箱が出てきた。

 残念ながら宝箱は木製の宝箱で中身は大したことはなかった。

 倒すと裏手に魔術陣が出来たので飛び乗ると入り口に移動した。

 そうして俺らの初級ダンジョン攻略は終了したのだった。


 ちなみにボス魔石はそのままブライアンに引き継がれ生きながら得たそうな。


 さぁ次の日からは中級だと思ったが慣れるためという名目もあり初級を周回することにした。


 1日2週が限界だったが2日で計4回周回、2日目の午後はブライアンを抜いたメンバーでの周回となったが全く問題なならなかった。


 なぜ2日目にいなかったかというとまた色街に行きたいと言う理由でこの前あんなことあったし良いと言うと腰を振り振り走っていった。


 ボスを倒し魔術陣に乗り入り口に到着すると上には何故かヒナ嬢がおり、ブライアンがいないのを確認すると走って色街に向かっていった。


 この後起こる惨劇を想像すると身が縮まる思いだが敢えて考えないようにすることにした。


 ブライアンの検討を祈ろう…

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