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異世界はバーゲンブルグから・・・  作者: J.Plum
第二章
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デート

 女の子との買い物ってこんなに楽しいんだな〜!


 今日俺は現役の女子高生と共に買い出しに、いやデートに来ています!


 デート、なんて素晴らしい響きだろう!

 あーぁ…この世界じゃなければなぁ…


「これは相手に毒を付与できるのよね?」

「そうだね、相手を殺すために使用するんだな」

「これは?」

「これはな、掛ければ麻痺して動かなくなるのと血反吐を吐いて最終的には死に至るんだ」

「うーん、こっちのエグい色のやつは?」

「よく聞いてくれたね、これは掛けた瞬間毛穴という毛穴から血が吹き出して阿鼻叫喚な状況です死に至るやつだ。おすすめだよ」

「どれがいいのかしらね、どう思う?タケル?」

「はぁ…最後のが良いのではないでしょうか?」

「そうよね。殺すなら苦しめてから殺さないとダメよね!じゃこれください!」


 違うよね?俺はうふふあははってやつを望んでたんだよ。

 わかるよ、この世界現実なんだからさ。

 そんな甘っちょろいこと言ってるよりアヤさんの行動の方が正しいよ。

 正しいけどさぁ…


「なんかタケル…つまらないかな…」

「いやそんなことないよ!何買おうかなと考えてただけだよ!」

「そう…なんか何毒薬の話してるの?違うんだよ、俺はあははうふふってやつ望んでるんだよって顔してるから…」


 えっ?!何でわかるの??この子心読める系の人?それとも俺がわかりやすい系の人?いづれにしても…

「そんなわけないじゃん!探究熱心だな、見習わないとなと思ってたよ!」

「そ…そう?なら良いんだけど…」


 セーフか?誤魔化せたよな?

「次はタケルの行きたいとこに行きましょ!」と中央広場にきた。


「お兄さん!」と声をかけられて見ると髪飾りのお店があった。

 アヤを連れ立ってお店に行く。

「おはようございます!朝から元気ですね!」

「当然だよ。元気出さないと売れるものも売れないからね!あれ、その髪飾りは?」

「あぁこの子にあげたんです」

「あぁこちらで買ったんだ。これ、ありがとうございました!」

「うんうん似合っている!彼氏さん凄い悩んで買ってたからね!」

「かかか、彼氏??」

「うん、これかいいかなあれがいいかなとね!」


 ちなみに今の配置はアヤ、おばさん、俺だ。

 おばさんは前面に出てきて俺とアヤの間に入り背中越しに丸とハンドサインを出している。

 おばさん、マジ神だわこの人…

「お嬢ちゃんの付けているのは愛の髪飾りと言って自分の大切に思う人に気持ちを込めて渡すのが仕来りなんだ」


 そうそう、愛の髪飾りね。愛の?何だその話?聞いてないぞ!?

 と見ると丸のハンドサイン、いややりすぎじゃ…

「つまりこの髪飾りを送ると言うのはあなたが…」

「私ちょっとあっちの店に用があるので…!」と逃げて行ってしまった。


 いやいややりすぎだから…おばさんめっちゃ笑顔やん。

「あ…ありがとうございます…」

「いいのいいの!お得意さんには良いように言っとかないとね。しかしあんたあんな可愛い嫁さん居ながらあんな可愛い女の子にも手を出して!ちゃんと何かあったら責任取らないとダメよ!」


 違うのよ、彼女はそうゆう子じゃないのよ…とは思ったがはいとしか言えませんでした。


 あと愛の髪飾りの話は嘘だそうです。はい…


 アヤが走り去って行った方向を見ると男性に話しかけられているのがわかった。

 男性は世紀末にいそうな格好で話しかけている。


「なぁ少しだけいいだろ?一緒にお茶飲んでその後少しだけ気持ちいいことするだけだからさ!お互い気持ちいいから最高だぜ?」


 こんなテンプレある?モブやんあれ。


「あー…悪いんだが俺の連れなんで…」

「あぁ??何だオメェは??俺が最初に目を付けたんだぞ?」

「いや、俺の連れだから…」

「連れってなんだよ、オメェはこの子の何なんだよ?」

「あー…彼女です」

「かかか、彼女??」

「おいおいおい驚いてるぞ!違うんじゃねーのか?」

「いや、彼女です。行こう!」と手を繋ぐ。「う、うん…」と繋いだ手が暖かく、柔らかく、ずっと握り続けたい…そう思わせる手であった。


「まてよおいっ…げひっ」

 …げひ?と俺だけ振り返ると槌を持ったブライアンが叩きのめしていた。

 サムズアップで返し2人走り続ける。そうして安全だと思える場所に着き安堵の声をあげた。


「危なかったな、怪我しなかったか?」

「う、うん。ありがと…」首を下げ斜め下を見るアヤは綺麗でいて可愛かった。


「悪いな、なんか髪飾りのおばさんが色々言ってさ」

「そんなことない!ありがとう。そうゆう意味でくれてたなんて思ってなかったから…」


 そうだよね、そうゆう意味で送ってないもん。


 んっ?とアヤの方を見ると潤んだ瞳でこちらを見つめている。

 あれ?なんかあったか…てかさ…。

 いけんじゃね?これ!あれ、これいけちゃうんじゃない?

 周りを見ると酒場のようなとこもある。つまり連れ込める。

 財布は持ってるからアレも持ってる。

 鐘が鳴って1時間くらいだからあと2時間くらいある。

 言ってる!神が言ってる!いけと…

 天網恢恢疎にして漏らさず!んんんんっいったらぁ!!!!

「アヤ…」名前を呼ぶと潤んだ瞳でこっちを見る。

 可愛い!よしいく、俺いく。

「俺…俺…アヤのことが…」




 ファーーーーーーーン!!!

 ファーーーーーーーン!!!

 緊急警報発生!!緊急警報発生!!

 モンスター出現!!モンスター出現!!

 至急警戒体制を整えてください!繰り返します!




 くわぁぁぁぁぁっ!!??こうなるんだよなぁぁぁぁぁっ!!


 ギシャーーーっ!変な声を聞いたので見るとモンスターだ!

 周りには人の影もなく俺らだけでありモンスターがこちらに向かってくる。

「アヤ俺がここは…」

 バシャ!

 ぎしゃ・・・ぁ!

 ブッシューーーーーツ!


 ぁ…


「効くわねこれ」

 こっわっ!何?こっわっ!あの薬なにあれヤバくない??

 てかすぐ出てくるって手に持ってたの??ヤバいヤバいって…


「あぁ…とりあえず人のいる方に…」


 おおーい!騎士さんがこちらに走ってくる。


「ゲリエスという猿型のモンスターが1匹紛れ込んで…死んでる??

 なんてエグい殺され方なんだこれは!これはタケル殿が?」

「いやアヤが…」

「そうですタケルが討伐しました」

「えっアヤさん?」

「流石ですな!では死骸はこちらで破棄するのでこちらへどうぞ?」

「えっ?アヤ…えっ??」


 と言うことでデートは終わり騎士団事務所で取り調べし三の鐘が鳴ったのでした。


 ちなみにこんなエグい死に方をさせた女と見られたくなかったようで俺のせいにしたそうです。

 あれマジ可哀想になる死に方だから…


 あぁ…俺も生きてて良かったなぁ…いってたら…と、震えが止まりませんでした。

うふふあははとあははうふふの違い

女男と男女です。

この世界にくると妙に察しがいい子多いですよね。

天網恢々のやつはタケルくん使い所間違ってますがそれっぽいので言ったやつです。間違いではありません笑

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