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異世界はバーゲンブルグから・・・  作者: J.Plum
第一章
34/113

召喚者紹介

 そんなんありですかね?

 倒してもないドラゴンを倒したと勲章を貰って、更に爵位まで貰ってね・・・

 厨二病全開の臭いセリフの連続でもうね。お腹いっぱいですよ!


「宰相はそんな跪くくらい感動していただけるとは国としてはありがたいことですな!」と言ってる。


 最初に待機した部屋を戻り扉を開放するとビビがいた。見かけたときからタタタッと寄ってきて胸に飛び込んできた。

「たける!かっこよかったです!すごいすごいかっこよかったです!」

 と物凄い笑顔で言われる。

「ありがとう…」と答えるとドラゴンストラッシュ!ストラッシュ!といいながらシュッシュッと手を振っている。これビビの夢壊しちゃうから言えないな本当のこと・・・


 とアヤとカナが入室する。


「タケルさん、ごんぞうさんお疲れ様でした。冷静に聞くとあなた達凄いことをやったのね。あたしも感動しちゃった!ドラマみたいに王様言うからさ」

「おう…ありがとう…」

「でもさ、あれ厨二病全開のやつはあまり言わない方がいいとは思うよ」

「あーそれ私も思った。タケルそゆこと言うタイプじゃないと思ってたけど、実際は男の子なんだなと思ったよ」


 だぁぁぁぁ〜っやめろぅぅぅ…

 俺だって言わなきゃよかった・・と言うか言ってない!

 本当のこと言いたい!言いたい!


「そろそろ準備よろしいですか?」「はい、大丈夫ですよ!」

「ビビちゃん後でね!」「はーいです」

「さっ行きましょ!」と言うことで先ほどの会場に戻る。


 先ほどと比べると気持ち緩い気持ちで行けるな。


 すでに王様は会場真ん中に立ちこちらを見ている。


「さて、次は召喚者の紹介である。1ヶ月と少し前、私たちはモンスターの増殖を抑制すべく召喚を実施した。

 この者達は召喚者であり、我々を救う勇者である!拍手で迎えてほしい。


 まずは牛角屋ごんぞう男爵、ドラゴンスレイヤーだ!

 拍手で迎えられ先ほどとは打って変わって楽しげな拍手が巻き起こる。


 次に牛角屋あや殿である。彼女は全属性使いである。

 拍手は一段と大きい!美人であるため鼻の下を伸ばした貴族が多くいる。


 次は牛角屋かなっぺ殿だ。数少ない回復魔術を利用できる聖女だ。

 拍手が大きい!「「「かなさーーーん」」」と名前の呼ぶ声もする、親衛隊だなあれは…

 次に…構えると…


 牛角屋ブライアン殿だ!槌を片手にモンスターを蹴散らす殺戮王と呼ばれている。

 と拍手が起こる。

 ハッ!と見るとニヤリと笑ったブライアンがいた!また会えた!嬉しい!


 次に牛角屋てんちょう殿がいるが、てんちょう殿は昼食会の取り纏めをしている関係で昼食会途中での紹介となる。


 最後が牛角屋たける男爵だ!ドラゴンストラッシュを必殺技としドラゴンスレイヤーとして名実ともに勇者である。

 拍手が起こる、一番の拍手に困惑するが仕方がない。

 手を振ると女性陣がキャーーーッ!と声が上がった。ハハっと笑ったがまだ消化できてないせいか笑いもぎこちなかった。


 以上、てんちょう殿を含む6名のものが召喚された6人である。それでは一言いただこう」

 見るとみんな俺の方見ている。勘弁してくれよマジで。話すなら言っといてくれよ。


「あー…ただいまご紹介賜りましたタケルといいます。この度は歓迎会ということでお集まりいただき幸いと存じます。

 我々が元々住んでいた世界とは違ったこの世界ではありますが、各々持った力を存分に発揮しモンスターを駆逐できるように頑張ります!」


「もう一声!あのセリフを!」


「えっ…えっ…私たちの愛すべき国民のためにも我が剣の錆にしてくれる!!」

 と言うと割れんばかりの歓声と拍手が起こり女性陣は失神した。


「お前やるな!」とブライアンが言う「ハハっ…ですか」「俺も負けてられないから頑張るわ!」

 と言った。


「召喚者の紹介はここまでとして昼食会となる。普段であればこちらの会場でやるのだが発案者のてんちょう殿の意向により庭園での昼食となる」

 というとザワザワし始める。

「召喚者の移動をもってこの場を解散としみな順次移動をお願いしたい」と言い閉会となった。


 宰相さんがこちらに案内され、途中握手求められたの握手とかしながら会場を後にする。


 部屋に戻るとビビがいた。トテテテテっと走って飛び込んでくる。


「たけるかっこいい、みんなたけるのこと見てたです!」「そっかありがとな。ビビに言われるのが一番嬉しいよ!」と言うと照れた顔で前髪を下ろそうとする。


「タケルさん全開だったわね。さっき部屋で言ったのにやめた方がいいって」

「だってもう一声って言われたんだもんよ。あれ誰が言ったの?」

「あーあれ俺!」

「ブライアン!帰ってきてたんですか?言ってくださいよ!」

「サプライズだ!ただ男爵になるとかってそっちのほうがサプライズだな」

「俺も聞いてなかったですもん!実感全然ないですけどね!」

「俺もなんとか爵位貰えるように頑張らないとな」と言うと外に出ていった。


 昼食会は初め男女で入場するのがしきたりのようだが一度入ってしまえば好きに歩き回っていいらしい。


 ということで俺はビビを誘い庭園へと向かった。

 ちなみにアヤは騎士、カナは親衛隊が付き添い会場へ、ごんぞうはキョロキョロと周りを伺っていた。


「おいっどうしたんだ?なんかあったのか?」

「いや、別に…」

「お前まさかメルシーさん探してるわけではないよな」

「ば…馬鹿お前そんなわけないじゃないか!トイレどこかなと探していただけだ!」


「トイレはあちらにありますよ!」

「これは失礼、ありががが…」

「メルシーさん!お久しぶりです!」

「いや強いとはと思ってましたがまさかドラゴンスレイヤーとは思いもしませんでした!ごんぞう殿もお強いのですね、すぐに手が治ったというのもあながち間違いではなかったかもしれないですね」

「いやいや、いつでも手は会場しても良いですね。一緒に怪我に行きましょう」

「いや、意味わかんないから言葉入れ替わってる!」


「こいつ会場入りするパートナーがいないようで、出来たら一緒に行ってもらえませんか?」

「私がですか??私なんて女っ気もない女なぞドラゴンスレイヤーの方には勿体無いことです。私の隊の子で良ければお連れしますよ」

「メルシーさんがいいんです!」

「本当ですか?それであれば…」とモジモジし始めてる。

 エスコートする手を待っているんだなぁと思ったが、ごんぞうもモジモジしてる。

 こいつ頭茹ってやがるなこれ。


「ごんぞう手!」「あっ、あぁ…」と手を挙げたところメルシーさんが手を掴み行きましょうと連れ立って歩いていった。

 良かったなと思いつつビビに行こうと声を掛け俺らも会場に向かうのだった。

ブライアン再登場しました!

嬉しい!

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