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異世界はバーゲンブルグから・・・  作者: J.Plum
第一章
17/113

男とは

 皆王城に着く頃にはクタクタになっていた。


 体力的にもそうだが精神的にも疲れており、もう部屋に行って寝たいと思っていたくらいであった。


 とはいえ夕食は食べないとなと部屋に戻り装備を外す。多少時間はありそうなので風呂にも入っちゃおうと風呂を覗くと暖かい湯が入れられていた。


 ここのメイドさんって優秀だよな。別に帰ってくる時間も伝えてないのになんで暖かいお湯入ってるんだろうと思ったが、それよりもと風呂に入る。

 湯船に浸かりたいなと思うがないものは仕方がないと身体を流す。


 いつもより温度が高めでホッとする。入れたばかりだからなのか敢えて高めにしてくれたのか気になるが後者かなと敢えて思った。


 一度昼にシレっと帰ってきたら空の桶が見れるかもなと思い着替えてから食堂に向かった。


 ごんぞうが先にいてカナ、アヤの順で席に着く。


 皆眠たそうな顔ではあるが、夕食を待つと給仕さんが届けにくる。内1人は若くて可愛い給仕のターニャさんだ。

 今日はハンバーグだなこれは。トマトハンバーグってやつ、こっちで言うとゴンズバーグだな!


 いただきますの一言で半分に切り分けると肉汁が溢れんばかりに溢れ出す。更に一口大に切り分けて一気に口に突っ込む。

 もう一言ですよ。美味い!まさにハンバーグってやつだ。

 俺はびっくりド〇キーのハンバーグが好きなんだが似ている気がする。てかそのままだ。ここに米があったら何も言うことはない。


 と言ってもパンも最近は美味しいから問題もないけどね。

 パンは酵母菌を使って膨らませてから焼くのが一般的だが、酵母菌がないのでりんごのような果物を使って作っていると聞いた。確かにパンはリンゴっぽい味もする気がするから不思議だ。この酵母作るのに3日かかるらしく、突然パン柔らかくなったときあったなと思い店長の有用さ改めて感じた。経験は裏切らないってやつだな。


 とはいえ疲れてお腹いっぱいになったのだから今日は早く寝ようとご馳走様と立ったところで扉が開放される。


「こんばんわ〜!!今よろしいか??」

 宰相である。本当空気読めないなこいつ。確かに朝に王様には言われてたけどさ。

 凄いテンション高くてついていけないんだが…

「みんな楽しみな歓迎会の服を決めないといけないのだ。どんな感じがいいかこの中から選んでくれ」

 と口でドラムロールを口ずさむ。

 チラッと見るとアヤとカナは完全にキレてる。

 下手すると宰相殴られるぞと思ったので前に出てどれですか〜と言うと


「バンッ!こちらだぁ〜」と言う。


 だぁ〜の"ぁ〜"の部分が腹が立つ。あーーーー腹が立つ。


 見ると男性は4種類くらいのタキシードっぽいやつが並んでおり好きなものを選ぶようだ。


 次に女性用と言われ出てきたのが・・1.2.3.4.5.6.7・・何着あるの?何着あるの?何着…


 見た目60種類は超えてるんじゃないだろうか?赤から青から、ピンクから多種多様なドレスの数々にクラクラしてしまうが女性陣の顔をみるとアヤは呆れ顔だがカナは気持ち持ち直しているようだ。


 すると再度扉がバァーンと開き「ここからは私たちが彼女らを見ますので!」と仕立て屋さんが言い宰相を俺らのほうに追いやった。


 仕立て屋さんは「ごめんなさいね疲れているのに…」と言い始めとアヤもカナも女性同士なので喋りやすいのだろうサクサクと喋り始めた。


 こちらは男性陣だが10秒で決まった。

「俺これ」「じゃ俺はこれだな」

 終わり。


 宰相は「えっ・・・もう決めちゃいますか?ボタン変えたり襟細くしたりも出来ますよ??」

「いやいいっすこのままで」「俺も」

 と言って終わったのでトボトボと男性用の服を持って食堂を退室したのだった。


 問題は女性陣である。

 帰ろうと立った時仕立て屋であろう女性にどこに行くか聞かれ、帰って寝ようかと思うと伝えた。すると「何言ってるんですかとんでもない!そんな女性陣が何着るか選ぶのに立ち会わないなんてとんでもない!」と強制的に椅子に座らされ待たされることになった。


 変わる変わる、どう?似合ってる?こっちはどう?似合わないかしらとアヤとカナの仮衣装を見ながら、似合ってる、合うよ、可愛いよ、素敵だねを繰り返し伝えると次、次と着ては着替えて着ては着替えてと繰り返す。

 待ってる間にうつらうつらすると近くにいたターニャに何故かこづかれ、寝ることすら出来ない状況となった。


 約2時間くらいだと思う。


 全部の衣装着たんじゃねとは思うけど最終的にお互い一番最初に着たアヤは赤のカナは黄色のドレスとなった。


 いいかい、だったら最初の1回着れば良かったじゃんとか言ってはダメなんだよ、男はね。色んなドレスを着たから最初のに決まったのだよ。女性が納得するためにはすべて必要なことなんだよ。


 えっ?ごんぞう?トイレに行くと早々に出て行ってから帰ってきませんよ?


 最後に選んだドレスを着てどう?って2人に聞かれたから言ってやったよ。


 うん、見た中で一番可愛いし似合うと思ってたとこだ。と・・・


 さて、そろそろ部屋に帰ってと思ったとき


「さて、せっかくだから普段着も調整したいんだけど…」と言い始めた瞬間立って外に出ようとするも鍵が掛かってて開かない!鍵を外しても開かない!なんで??


 あー裏からうちの子が止めてますので開かないわよ。と言われ膝から崩れ落ちたのだった。


 眠れない夜はまだまだ続く…

宰相さんが万能すぎる件です。ダメな男過ぎて逆に使えるという。

最後は男のテーマですね。女性陣の着るだけってよくわからないので女心わかってないと言われます。

がんばれたける!

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