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異世界はバーゲンブルグから・・・  作者: J.Plum
第一章
16/113

討伐訓練 初日

目的地に着くとベースとなる場所が設置される。


日帰りとなるため小休憩できる程度の椅子が設置される。

今回3チームに別れるが2チームが散策し1チームを休ませる。時間は大体1時間程度とのことだが動いては休みを繰り返すようだ。


初めは俺らは休みとなり、アヤとカナが別のチームで動き始める。緊張と期待が入り混じり変なテンションとなるが時折遠くのほうで動物のような叫び声が聞こえている。


騎士さんは言う

「あや殿のチームについては遠距離中心となるから問題ないだろう。問題はカナ殿のチームなんだ」


騎士さん曰く、カナのチームの人間は若い騎士が多く、まぁ突っ込みたがる節があってすぐ怪我して離脱するとかが多いんだそうだ。ただカナが怪我しても治すのなら無限に戦うという脳筋振りで、寧ろ怪我をすると愛が深まるとか言っていたらしい。

先日も怪我をしてかな殿に触れられながら回復されるとすぐモンスターを倒せただの、愛が俺らを強くするだの、かな推しだの言っててな。不安ばかりが募るんだが…」


あー、それは現代と変わらないんだな…

アイドルの握手会に行くように討伐隊に参加してるってことだよな。確かにこの前のキラキラエフェクトヤバかったもんな…


「ないとは思いますが騎士達に襲われるとかないですよね?」

「それはないから大丈夫だろう。YES聖女NOタッチとか言ってるようだからな」


それ誰が言ってるんだろう、絶対現代日本から召喚されてるオタクがいると思うんだけど…


「あーちなみにいらない情報だとは思うがハルク爺さんはあや殿推しらしいぞ」

マジでいらないわその情報…


そうこうしてるうちにまずはカナ班が戻ってきた。


「戻りました。なんか妙に強かったみたいで怪我人が何人か出てしまいました」と5人がグワグワ言いながら肩を組んで歩いている。

「かな殿、回復は出来たのか?」

「はい。でもなんか不思議なんですがモンスターを見つけると10人全員剣を抜かずにみんなで突っ込んでいき、5人くらいやられると剣を抜き始めるって感じなんです。これはどうゆう作戦なんですか?」


あーやってるなこれ。わざと怪我して治してもらおう作戦だわ。

明らかに大したやられてないのにリアクションだけは死間近だな。


騎士さんが「んーっどうなんだろうな…」

「あと、騎士達って強いんですよね?明らかに弱そうなうさぎみたいなやつなのに攻撃されたりするんですが強さって見た目とは違うんですかね?」

「そーですね、視覚から入る情報のみ信じるのは良くないですね。わかりました。とりあえず罰としてこいつらは回復しないでやってください!彼らを強くするためです」


そう伝えるとグワグワ言っていた騎士たちがえーっ!!と言い出す。

「見た目致命傷っぽいですが大丈夫なんですか?」

「大丈夫です。我々は騎士なので痛みには慣れてますので!」

と伝えるとグワグワ言っていた騎士はウウウっと崩れ落ちて倒れ込む。

自業自得ってこうゆうことを言うんだなと感じたのだった。


さて、次は俺らの出番だ!

俺らは遠距離のやつがいないので近接戦闘をしなければならない。


出発する前にカナに一言声を掛ける。

「カナ、行ってくる!」

「うん、頑張ってね!応援してる!」

と言われ悪くないな〜と、周りを見るとカナ親衛隊の奴らが殺意を向けた目を向けてきた。

ヤバいなこれ、モンスターじゃなく彼らに殺されそうと思い慌てて出発したのだった。


出発して約10分ほど歩くとゆっくりと空気が変わってくるのがわかる。これはスキル警戒によりものなんだろうか。奥に進めば進むほど空気が重くなっている気がする。

何故か右前方にある茂みに違和感を感じる。


『騎士さん、あそこ』と指を指す。騎士は頷き近付いていく。


近くにある石を拾い茂みに投げ入れるとガサっと言う音と共にモンスターが飛び出してくる。


うさぎ型のモンスターでピョコピョコ左右に身体をずらしながらこちらに向かってくる。

タイミング取るの難しいなと思っていたらごんぞうが盾を前に出す、

うさぎ型は自分のタイミングと思ったのか飛び込んできたが、ごんぞうが盾で真正面から受けたためうさぎ型がスタンとなる。


その瞬間に俺は上から切りつけると首からスパッと切れ初のモンスター戦闘が終了となる。


手が震える…命を奪った感覚が手に残り身体が冷たく感じる…そうか…これが命を奪う感覚か…

そんなことを思いながら1人俯いてると


…る!

…ける!

おいっおいっ!


グホッと頬に痛みが走り意識が現実に戻る。


モンスターか!?と言うと、はぁ?と言われごんぞうの顔が目の前にある。


「どうした?」

「どうしたじゃねーよ、お前がどうしたんだよ!なんかブツブツ言って気持ち悪りぃな!」


と言われるとハッとして周りを見渡す。騎士さんを始め一緒に来た人達と目が合う。


「あっ…悪い…。初めて動物を切ったからちょっと動揺してた」

「ははっいっつも余裕ですって顔していたがタケルも普通の人だってことだな!」と笑いが起きた。


みんなの笑顔を見てると恥ずかしくなって、「うるせいうるせい。俺はここからだ!」といい気を引き締めなおしたのだった。


そこからは適宜休憩を取りながらだが、盾との連携や魔術との連携や魔術を使っての攻撃など試したりしその日の討伐を終えることが出来た。


帰り道の休憩中、ごんぞうが徐に話始める。


「お前が自分を見失うときは俺が目を覚ましてやるからやりたいようにやっていいぞ!」


ごんぞう・・・


お前男前なこと言うなら連れションしてる時じゃない時に言え!

さて、夕食だ〜!


修道服って黒ですか?白ですか?

イメージは黒なんですが、黒だと聖女っぽくないので白って書いてます。

オタク文化はいまいちわからないので細かいとこの指摘しないでくださいね。

でも書いているときすごい楽しかったです。

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