表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界はバーゲンブルグから・・・  作者: J.Plum
第一章
13/113

結果とプレゼント

 他に良い店はないかなと見て回るも生活用品の石鹸や歯を磨く棒などがあったが、正直お城の方が良いもの使っているようだったので見るだけにしておいた。


 そうこうブラブラしているうちに夕方を知らせる鐘がなったのでいそいそとお城へ引き返しのであった。


 王城に戻る際には正面は使用しないように言われている。

 正面は厳重に警備をしている関係で荷物検査があり、俺の持ってる客人を表すペンダントを持っていても入場するのに30分程度かかるらしい。

 ということで関係者入り口である裏門へ足を伸ばした。


「おう、おかえり!良いもの買えたかな?」と言われまずまずだなと返答する。


「そっか〜それはRockだな!」と言われた。

 突然のことで驚くもよく考えたら、あーブライアンの影響かと察することが出来た。使い方間違ってる気がするが指摘しないのもRockだよな!・・・と思いペンダントを見せ入場し部屋に戻るのだった。


 夕食の時間となり部屋から食堂に行くとみな席に着いていたのでパパッと動いて席に座る。

 給仕さんが運んできてくれ夕食が始まるが会話は街の話題である。


「どうだった街は?雰囲気どんな感じ?危なくないの?」

 色々質問され思うがままに返すことにする。

「街はヨーロッパの街並みみたいで凄い綺麗だったな。石畳がひかれて買い物もしやすかった。

 騎士さんらが定期的に巡回してるせいか危ないってことは感じなかったな。

 なんかやっぱり王様凄い人みたいだ」

 そうしてたまたま席が同じになったお爺さんに聞いた話を伝えると感嘆の声が上がる。


「やっぱ良い人だったじゃん。あたしはわかってたよ」とカナは言う。

「反対意見もあるのに我を通すって凄いね。なかなかそこまで出来る人っていないと思うよ」そう言ってアヤはうんうんと首を振る。


 王様は信じていいと思うと言うと皆肯定してくれて始めに言われたモンスターを皆で倒し力になろうと決意したのだった。


 食事も終わり夜の時間、今日はごんぞう来ないだろとベットに向かい寝ようとすると部屋をノックする音がする。


 柔らかい叩き方なのでごんぞうではないなと思い鍵を開けるとアヤが立っていた。


 今いい?と言うのでどうぞと部屋に招き入れる。


 机から椅子を出し座って、「私も街に行きたかった」と言われる。


「正直あんなに綺麗だとは思わなかったよ。笑顔な子供やらお年寄りやらが居て素敵な街だなと感じたよ」「私海外旅行も行ったことなくて行くなら絶対ロンドンに行きたいと思っていたの」

「ロンドンとまでは行かないかな。でも雰囲気は同じような感じかもな」と伝えるとワクワクしたような顔でうんうんと首を振る。


 今度一緒に行ってくれる?というのでもちろんと答えた。


「そういえばいつのまにかカナと仲良くなったのよ。バイトのときは苦手なタイプって感じで接していたように思ってたけど・・・」

「そんなわかりやすかった?仲良くってのはわからないけどあの子も上辺だけで付き合っていたら何もわからないんだなと思っただけだよ」

「私の方が先にアプローチしてたのにな。絶対カナ、タケルさんに惚れてるよ」

「ないない、話しやすい先輩くらいにしか思ってないよあの子は」と言うと不満そうな顔をし、そうゆうとこだと指摘される。

「大体タケルさんは鈍感すぎるのよ。あんなにわかりやすくアピールされてるのに気付かないなんてどうかしてる!」

「あれ?なんか怒られてる?」「当たり前でしょ!!ごんぞうさんが言う話聞くとカナが惚れるのもわかるもん」

「まぁないとは思うけど気を付けるようにするよ」

「そうだよ!気がないのに気があるそぶりしたら女子だって傷付くんだからね!」とフンフンいいながらアヤは怒っている。


「わかったよ。機嫌直してくれよ」と言うもまだフンフンと言っている。そういえばアヤに髪留め買ってきたなと鞄に手を伸ばす。


「そういえばこれアヤにプレゼント買ってきたんだ。俺は似合うと思うから買ってきたんだけどなんとか機嫌直してくれないか?」と言うとアヤは目を見開きほぇ?と言った。


「これを?私に?なんで?」

「いや市場みていたら綺麗な髪留めだな~と思ってさ。アヤに似合いそうだから買ってきたんだ。お店の店員さんに恋人に?って言われて参ったよ!」「こここ、恋人??だれが恋人???」「恋人じゃないけど、世話になってるし、何より付けてほしかったんだよ。付けてみていい?」


「………いいけど……」


 じゃ髪触るよと後ろに周り昼間おばさんに見せてもらったように上に纏める。後ろに流して上で留めると…。不慣れな手付きで髪をまとめていく。


「少しバラついたけどなかなかいい出来じゃない?」と笑顔伝えると顔を赤くしたアヤがいた。

「あれ?あまり嬉しくないか・・・デザインが変なの…」「嬉しくないわけない!とても嬉しい!!」と言われる。

「そっかそれは良かった。色々回ったけど結局これしか買ってないんだよね。アヤだけ特別な!」

「えっ?!カナには?」「これ髪が長い人向けらしいからな、カナにはないよ」

 アヤだけと言うと顔が赤くなっていく。


『これだから鈍感男子は、そうゆうとこを気を付けてといってるのに』とボソボソいうが声が小さく聞こえなかった。


 なんだって?と聞くとうるさい!!おやすみ!!と言われ退室するのだった。


 廊下では鼻歌交じりの声が響くがタケルには聞こえないのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ