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しょうがねえ奴

作者: 西川 新

ほんとにほんとに


しょうがねえ奴だよな


自分のこと


まだ蔑ろにしてるの?


君の言葉は


価値のない言葉なんかじゃないってば




なんで書くのやめちゃったの?


なんで全て投げ出そうとしてるの?


大切にしようと決めたこと


そんな簡単に手放しちゃうの?



出来なくったっていい


価値がなくてもいい


離さないって決めたもの


何言われたって


離したくないなら離しちゃダメだよ


誰に何言われようとも


抱きしめようと決めたものは


その腕でちゃんと抱きしめてあげな



やりたいこと


信じて生きろ


自分のこと


抱きしめて生きろ



何があっても


自分のことは


見捨てちゃダメだよ


大丈夫


どんなに見捨てたつもりでも


かけがえのない自分は


ちゃんとここにいる



どうしようもなくてもいいってば


君の言葉に価値はある


君の命に価値はある


ここまで来た道に価値はある



自分のこと


信じて疑うな


自分のこと


見捨てちゃだめだからな



抱きしめようと決めたもの


ちゃんとその腕


自分自身で


抱きしめろ

たとえ、阿呆すぎてしょうがねえ自分でも、ちゃんと自分自身のその腕、体で、心で、抱きしめてあげて。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 元気が出ます! 歩んできた道を無価値だと決めつけるには、まだまだ早すぎる。すべて受け入れて、深呼吸したくなりました。 素敵な詩ですね!
[良い点] そうだよね~。
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