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MY song

花びらに、口づけを。

作者: caem


 過ぎ去る季節の変わり目に あなたのことを



 かきけされてゆく いつかのヒストリー


 思い出されるのはーー


 呆気ない表情 屈託のないキミの笑顔



 恥ずかしさを隠せない 染め上がる


 頬っぺたの膨らみ


 まるでジューシーな 果実のようで


 齧るには勇気が要る もったいない



 どうして 別れを告げてしまったのだろうか



 ただの気まぐれ でもなくて


 桜の花びらがやがて 浜辺へと 波間に揺れて



 潮騒の景色と生温い風に 踞るのは 


 拾い上げた貝殻に近付けた耳に 戸惑いがちに


 

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