表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
暗黒竜王レベル1に転生 いずれ神も魔王も超えて最強の座に君臨する  作者: 六志麻あさ @『死亡ルート確定の悪役貴族2』発売中!
第6章 魔導王

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

90/97

14 暗黒竜王VS魔導王、最終決戦開始

『が……は……ぁぁぁ……っ』


 体の中心を貫かれた聖蛇姫は苦鳴とともに倒れた。


『お……のれ……後は、お任せ、します……魔導王……さ……ま……』


 断末魔とともに聖蛇姫が動かなくなる。




 同時に、景色が切り替わった。




『ここは──?』


 元通りの場所に戻っている。


『「内なる境界」から脱出できたみたいね』


 と、ナビ。


 聖蛇姫が施していた【精神石化】が彼女の死によって解けた結果か。


「ドラゴンさん……?」


 ミラたちが俺の方を見ている。


 どうやら、三人とも無事のようだった。

 負傷らしい負傷もなさそうだ。


 もしかしたら、こっちではほとんど時間が経ってなかったのかもしれない。


 そして、俺は人間から竜の姿になっている。


 戻って、いる。


「聖蛇姫が敗れたか」


 魔導王がうなる。


 その傍らに聖蛇姫が倒れていた。

 石でできた体はすぐにボロボロに崩れ、あっという間に風化する。


「まあ、ちょうどよい。精神世界で奴を仕留められばよし。仕留められなければ、準備していたもう一つの方法を使う」


 魔導王は胸の前で両手を組み合わせ、印を組んだ。


「我がしもべたち──冥界より今一度よみがえりて、余に力を与えよ」


 呪言とともに、魔導王の周囲に四本の火柱が立ち上る。


 なんだ、一体──?


「【エクスメタモルフォーゼ】」


 魔導王が呪文を唱える。


 四本の火柱は重なり、一本に融合し、そして奴を包みこんだ。


 ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおんっ!


 咆哮。

 同時に、火柱が弾けた。


『な、何……っ!?』


 そこから現れたのは、漆黒の竜。


 俺より二回りは大きいだろうか。

 六対十二枚の翼を持ったダークドラゴン──。


『聖蛇姫を通じ、精神世界でお前の記憶を読み取らせてもらった。「真の暗黒竜王」の力と、そのイメージをな』


 ダークドラゴンが吠える。


『それを元に、余なりの「暗黒竜王」を再現したのが、この体だ』


 ダークドラゴンが口を開いた。


 そこから青白い光線が吐き出される。

 まさか、これは──【滅びの光芒ライトニングバニッシャー】!?


『ちいっ』


 俺は慌てて【滅びの光芒】を放ち、魔導王のブレスを相殺する。


 ──いや、相殺しきれていない!

 魔導王のブレスが俺のブレスを徐々に押し返し、そのまま押しこんでくる。


 奴のパワーは、俺以上だっていうのか──!

【大事なお知らせ】

本作の書籍版(BKブックス様)が発売されました!

なんとか2巻、3巻とつなげていきたいので、ぜひよろしくお願いします~!

下のリンクから公式ページに飛べます!


【読んでくださった方へのお願い】

ページ下部にある『ポイントを入れて作者を応援しましょう!』のところにある☆☆☆☆☆をポチっと押すことで★★★★★になり評価されます。

「面白かった!」「続きが読みたい!」と思っていただけましたら、ぜひポチポチっとしていただけましたら励みになります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。


▼書籍化作品です! タイトルクリックで小説ページに飛べます!▼

☆黒き剣帝 元最強のアラフォー全盛期を取り戻して無双ハーレム

▼ノベマ限定作品です。グラスト大賞に応募中! 応援していただけたら嬉しいです!▼

☆冴えないおっさん、竜王のうっかりミスでレベル1000になり、冒険者学校を成り上がり無双




暗黒竜王レベル1に転生 いずれ神も魔王も超えて最強の座に君臨する
(BKブックス)

書籍版1巻、発売中! 画像クリックで公式ページに飛びます
m2yx5fycdsmfe64d52timjwbjqz_72k_160_1po_bwf9





小説家になろう 勝手にランキング
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ