7.過去7
そんなある日の夜。いつもより戻るのが遅くなり急いで戻っていると彼等に遭遇していしまった。
彼等は、私を発見すると怪しい笑みを浮かべて外に連れて行かれた。
それからの事は、今まであったことと変わらないけど年の差もあって痛いと思っていたけど冒険者と活動してきて力ついたのか今までよりも強くて痛かった。彼等が孤児院にいないことは、いいことだけどその分力がついていつも以上に痛い。こんなことが毎日続いたらまずいと思い今度からは、早く戻ろう。そんなことを思いながら痛い体を引きずりながら寝室に戻った。
そんなことがあってオノマ達に気付かれないように行動することが増え、小さい子がトイレに行きたいと言った時は、行き帰り、彼等に会わないように気を付けたりしながら移動をした。そんな生活を続けていたがたまに日中に会うのは、避けることができなかった。流石に自分のやることを投げ出してまで逃げるわけには、いかないからその時は、歯を食いしばりながらひたすら耐えていた。
彼等が冒険者になって3カ月が過ぎた頃、孤児院を出て行くと言い出して彼らは、出て行った。収入が安定してきたから出て行くと言った。冒険者になるとき孤児院にもお金を入れるとか言っていたけど結局そんなことは、しなかった。けど彼等が出て行ってくれるだけでも私たちには、嬉しい事だった。
これでようやく孤児院の中が平和になるそう思った私たちは、皆で喜び合っていた。
それが束の間の平和だということも知らずに……。
彼等がいなくなってからの孤児院は、とにかく平和だ。孤児院にいる子達の笑顔も増え楽しい時間を過ごしていた。
しかしその生活は、長く続くことはなかった。
彼等が孤児院を出て行って1年が過ぎた頃のことだった。いつものように服を洗っているとき急に彼等が孤児院に戻って来たのだ。どうして戻って来たのか気になり物陰から院長先生と彼等の会話を聞いていた。話を聞いているとどうやらパーティ内で何か揉めたらしく凄く荒れていた。
彼等の話を要約すると報酬が均等割りでは、無かったとかそんなことを言っていた。何故そんなことに気が付かなかったのかわからなかったけどそれも結構前かららしくその分のお金を要求したらしいが拒否されたとのこと。そこでいろいろ問題があったらしいのだがそこまでの理由を聞いてもなぜ戻って来たのかわからなかった。院長先生と何か話して「少し待て」と言って院長先生が中に入っていくのを見送ると彼等と目が合い怪しい笑みを浮かべて私の方にやって来た。
「お前来い!」
と言って急に私の手を掴むと引っ張られた。
「やめて!」
と言って抵抗しようとしたが結局そのまま引きずられていった。




